日本の文学賞

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短歌研究賞 たんかけんきゅうしょう

第45回(2009年)

短歌文学賞

受賞者

2名
桑原正紀 くわはら まさのり 受賞
棄老病棟

「棄老病棟」は、桑原正紀による短歌連作です。老い、介護、病棟という現代的な場を通して、家族と社会が抱える痛みを凝縮した言葉で見つめます。

病棟の静けさの奥に、老いをめぐる家族と社会のひずみを響かせる連作です。

短歌老い介護家族
松村由利子 まつむら ゆりこ 受賞

「遠き鯨影」は、松村由利子の歌集『大女伝説』に収められた連作です。海や鯨のイメージを遠い記憶や女性の身体感覚と重ね、広い時間感覚の中で個人の生を見つめます。

遠い海の影をたどりながら、記憶と身体の奥行きを歌へ変えていきます。

173ページ
短歌海と鯨女性の身体記憶