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第37回(1994年) 受賞受賞作: 白木蓮(はくれん)の卵
『白木蓮(はくれん)の卵』は、松村由利子による作品で、短歌研究新人賞の受賞作です。受賞対象となった作品として、人物や社会の緊張、記憶、日常の変化を描く読み物です。
短歌研究新人賞で評価された、松村由利子の作品です。
文学賞受賞作人物描写時代と記憶
松村 由利子
まつむら ゆりこ
Matsumura Yuriko
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1960-09-14 (福岡市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 福岡市(出生) → 沖縄県石垣市(在住:2010年〜)
経歴
- 職業
- 歌人, 新聞記者, 著作家, 翻訳家
- 所属団体
- かりん
- 影響を受けた人物
- 馬場あき子
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福岡県立筑紫丘高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 東洋英和女学院短期大学 | — | — | — | — | 日本 |
| 西南学院大学 | 文学部 | 英文科 | — | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1994 | 短歌研究新人賞 | 白木蓮の卵 | — | 短歌研究社 | winner |
| 2005 | 現代短歌新人賞(第7回) | 鳥女 | — | 現代短歌社 | winner |
| 2009 | 短歌研究賞 | 遠き鯨影 | — | 短歌研究社 | winner |
| 2009 | 平塚らいてう賞(第5回) | 与謝野晶子 | — | 日本女子大学(選考団体) | winner |
| 2010 | 科学ジャーナリスト賞 | 31文字のなかの科学 | — | 日本科学技術ジャーナリスト会議 | winner |
| 2011 | 葛原妙子賞(第7回) | 大女伝説 | — | 葛原妙子賞選考委員会 | winner |
| 2020 | 若山牧水賞(第24回) | 光のアラベスク | — | 若山牧水賞選考委員会 | winner |
| 2023 | 日本歌人クラブ評論賞(第21回) | ジャーナリスト与謝野晶子 | — | 日本歌人クラブ | winner |
受賞・候補エディション
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第7回(2006年) 受賞受賞作: 鳥女
松村由利子の第二歌集。働き、踊り、憤る日常を骨太に詠み、臆病さ、攻撃性、優しさ、残酷さを同時に抱える女性像を浮かび上がらせる。
あなたの中にもいるかもしれない「鳥女」を、日常詠の躍動で描く歌集。
177ページ短歌女性の日常身体感覚現代生活
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第45回(2009年) 受賞受賞作: 遠き鯨影
「遠き鯨影」は、松村由利子の歌集『大女伝説』に収められた連作です。海や鯨のイメージを遠い記憶や女性の身体感覚と重ね、広い時間感覚の中で個人の生を見つめます。
遠い海の影をたどりながら、記憶と身体の奥行きを歌へ変えていきます。
173ページ短歌海と鯨女性の身体記憶
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第7回(2011年) 受賞受賞作: 大女伝説
『大女伝説』は松村由利子の歌集で、現代の生活感覚と神話的な女性像を重ねながら、労働、身体、時間、沖縄や歴史への視線を含む広い主題を短歌で扱う。
日常の手触りから、大きな女の神話的な姿が立ち上がる歌集。
173ページ短歌女性像労働神話性
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第24回(2019年) 受賞受賞作: 光のアラベスク
松村由利子の第五歌集。光と闇、水面のきらめき、鬱蒼とした森といった反復するモチーフを通して、未来の明るさを願う祈りの感覚を短歌に結晶させる。
光と闇の反復が、未来を希求する祈りの器になる。
166ページ短歌光と闇自然祈り未来
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第21回(2023年) 受賞受賞作: ジャーナリスト与謝野晶子
与謝野晶子の言論活動とジャーナリズムへの関わりをたどり、歌人としてだけではない姿を立体的に読み直す評論。
晶子の言葉を、詩と思想のあいだから読み直す。
332ページ評伝与謝野晶子ジャーナリズム女性史
作品
代表作
薄荷色の朝に
1998年 短歌第一歌集。日常の細部や自然を繊細に詠んだ短歌を収める。
鳥女
2005年 短歌新聞記者としての視点や母としての思いを背景にした第二歌集。
31文字のなかの科学
2009年 エッセイ / 科学ノンフィクション短歌の31文字にちなみ、科学の話題を短い文で伝えるエッセイ集。
大女伝説
2010年 短歌第三歌集。女性の歴史や伝説性を題材にした詩的探求を含む。
お嬢さん、空を飛ぶ - 草創期の飛行機を巡る物語
2013年 ノンフィクション / 伝記草創期の女性飛行士やキャサリン・スティンソンらの伝記的な物語をまとめた一冊。
光のアラベスク
2019年 短歌第五歌集。光や時間をめぐる詩的モチーフが展開される作品群。
全著作
- 薄荷色の朝に
- 鳥女
- 物語のはじまり
- 語りだすオブジェ
- 与謝野晶子
- 31文字のなかの科学
- 大女伝説
- お嬢さん、空を飛ぶ - 草創期の飛行機を巡る物語
- 子育てをうたう
- 耳ふたひら
- 少年少女のための文学全集があったころ
- 短歌を詠む科学者たち
- 光のアラベスク
作家による翻訳
- だいたいいくつ? - 数えてみよう・はかってみよう(翻訳)
- 風の島へようこそ(翻訳)
- みどりの町をつくろう(翻訳)
作風・主題
- 文体
- 現代短歌の形式を基盤にした簡潔で観察的な詩風新聞記者としての客観性を伴う描写
- 頻出モチーフ
- 母性自然科学・技術社会観察光と時間
評価・遺産
新聞記者としての視点と短歌作家としての繊細な観察を併せ持ち、多方面にわたる著作と翻訳で現代短歌の領域を広げた。科学や子育て、歴史的女性像に関する著作も評価されている。
豆知識
- まつむら ゆりこ名義で科学関係の児童書の翻訳を手がけている。
- 朝日新聞社、毎日新聞社で記者を務めた後、2006年よりフリーランス。
- 2010年以降は沖縄県石垣島在住。