短歌研究新人賞 たんかけんきゅうしんじんしょう
佐藤きよみの短歌研究新人賞受賞作。カウンセリング室という閉じた場を題名に置き、対話、沈黙、心の傷に耳を澄ます連作として読める。
小さな部屋の沈黙に、言えなかった心の声が響く。
大滝和子の短歌研究新人賞受賞作。野球を叙事詩に見立てる題名が、競技の一瞬、身体の動き、応援する視線を定型詩の中へ引き寄せる。
白球の弧が、競技の一瞬を物語の時間へ変える。