日本の文学賞

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早稲田文学新人賞 わせだぶんがくしんじんしょう

第3回(1986年)

小説評論短歌

受賞者

5名

織田百合子の小説で、デビュー作品集『潮香』に収められた早稲田文学新人賞受賞作です。土地や記憶の気配を繊細にすくい、若い書き手の瑞々しい文体で内面の揺れを描きます。

土地の匂いと記憶の陰影が、若い感受性の中で静かに響き合います。

125ページ
記憶土地若い感受性内面
伊東貴之 受賞
変奏する人生――八木義徳「私のソーニャ」をめぐって

八木義徳『私のソーニャ』をめぐる評論で、一人の作家の作品を通じて人生の変奏と記憶のあり方を考察します。文学作品を読む行為そのものを、思想的な問いへ広げた文章です。

一つの小説をめぐる読解が、人生と記憶の重なりを問い直します。

文学評論八木義徳記憶人生
望月信昭 佳作
おやすみは小さな声で

望月信昭の小説で、静かな声や眠りの気配を手がかりに、日常の奥にある孤独や親密さを描く作品です。早稲田文学新人賞の佳作として発表されました。

小さな声の届く距離に、日常の孤独と親密さが浮かび上がります。

日常孤独親密さ
西山翳 佳作
風の棲み家

西山翳の小説で、風の気配を帯びた場所を舞台に、人の居場所や心の揺らぎを描いた作品です。早稲田文学新人賞の候補作として記録されています。

風が通り抜ける場所に、人の居場所と心の揺れが重なります。

居場所風景心の揺らぎ候補作
坂口恒 佳作
都会の標本箱

坂口恒の小説で、都市の断片を標本のように切り取り、そこに生きる人の感覚を見つめる作品です。早稲田文学新人賞の候補作として記録されています。

都市の断片が標本のように並び、人の感覚の輪郭を浮かび上がらせます。

都市観察断片現代生活