読売文学賞 よみうりぶんがくしょう
「白い屋形船」は、病と身体の不自由を抱えながらも書き続けた上林暁の私小説的世界を代表する作品。講談社文芸文庫『白い屋形船・ブロンズの首』に収録され、家族や故郷、文学への執念を静かな筆致で描く。
病を抱えた作家の視線が、家族と故郷の記憶を静かに照らす。