読売文学賞 よみうりぶんがくしょう
第43回(1991年)
小説戯曲・シナリオ随筆・紀行評論・伝記詩歌・俳句研究・翻訳
受賞者
2名『優しい碇泊地』は、坂上弘の小説で、人生の時間や記憶の奥行きを静かに見つめる作品である。読売文学賞と芸術選奨文部大臣賞を受けた、作者の成熟した筆致を示す一冊として位置づけられる。
人生の記憶がたどり着く静かな碇泊地を、抑制された筆致で描く。
245ページ
純文学記憶老い人生静かな叙述
小説家
母よ
『母よ』は、青野聰が「母よ」という呼びかけから始まる連作的な物語を通して、母と子の愛、出生の記憶、家族の断片を描いた小説である。失われた母をめぐる思いが、複数の物語として重ねられる。
残された写真、手紙、家族の断片から、母への真摯な愛をたどる。
母子家族記憶出生喪失連作
小説家