吉川英治文学賞 よしかわえいじぶんがくしょう
女性たちのシェルターを支えていた聖母のような人物が火災で亡くなる。しかし、遺体が別人だと判明したことから、慈善と献身の背後に隠された過去が少しずつ露出していく。善意、依存、救済の危うさを大きな物語で問う長編小説。
聖母の死から始まる謎は、人間の善意の裏側へ読者を連れていく。