日本の文学賞

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吉川英治文学新人賞 よしかわえいじぶんがくしんじんしょう

第12回(1991年)

文学賞

受賞者

2名
伊集院静 いじゅういん しずか 受賞
乳房

『乳房』は、伊集院静が妻の病と喪失をもとに、愛する人の死に向き合う時間を描いた私小説的な長編である。病室の静けさ、夫婦の記憶、残される者の痛みが、抑えた筆致で語られる。

病室の月明かりのなかで、愛と喪失を見つめる私小説的長編。

夫婦喪失私小説記憶
大沢在昌 おおさわ ありまさ 受賞

『新宿鮫』は、新宿署の刑事・鮫島を主人公にした大沢在昌の警察小説である。孤立したキャリア刑事が、警官射殺事件と銃の密造人を追うなかで、都市の欲望と犯罪の闇に踏み込んでいく。

犯罪者に恐れられる刑事・鮫島が、新宿の闇に単身で切り込む。

408ページ
警察小説新宿ハードボイルド銃犯罪孤独な刑事