作品情報
樹木の精霊として生きた記憶が、南島の五百年を語り出す。
第19回朝日新人文学賞受賞作。小説トリッパー掲載後、朝日新聞出版から単行本として刊行された。
レビュー要約
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島の神話と歴史を大きくまたぐ発想が印象的な作品として紹介されている。精霊の視点を通じて、人間の営みと自然の時間を結びつける点が魅力である。
書籍情報
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 発売日
- 2008-10-07
- ページ数
- 181ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784022504814
- ISBN-10
- 4022504811
- 価格
- 399 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
一体、何が起こったのだろう? ぼくは人間として生まれる前に、樹木の精霊キジムナーとして500年間、イシャナギ島(石垣島)で生きていた。風水師は墓をつくり、赤十字の老人は死者を運び、悪徳男爵は松を伐採し、島はコレラと言語禍と戦争に見舞われてゆく。15世紀から1980年代に至る南西諸島の時間と神話を大股に渡り歩く、「まるでマルケスみたい」(高橋源一郎氏・評)な、マジカル歴史小説誕生! 第19回朝日新人文学賞受賞作。
関連する文学賞
- 朝日新人文学賞 第19回(2008年) ・受賞