日本の文学賞

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門番少女と雨宿りの日常 (ファンタジア文庫)

ファンタジア大賞

門番少女と雨宿りの日常 (ファンタジア文庫)

ウルトラSUPER寿司サンダーBW2

居場所のない二人が屋上で雨宿りしながら距離を縮める、ファンタジア文庫の青春ラブストーリー。

ライトノベル青春恋愛居場所

作品情報

雨の日の屋上で、二人の居場所が少しずつ見つかる。

KADOKAWA のファンタジア文庫から文庫判で刊行確認。青春グラフィティとしての色合いが強い。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-18
ページ数
292ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.4 x 14.9 cm
ISBN-13
9784040741406
ISBN-10
4040741404
価格
30 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

”普通”になれない二人が見つけた、青春の雨宿り先 家にも教室にも居場所のない元不良の碧木が出会った、1学年先輩の雨森。世の中に馴染めない二人は、閉鎖された屋上前でひとときを過ごし、心を通じ合わせていく。第33回ファンタジア大賞入選作の青春グラフィティ

レビュー

  • 好きなキャラは会長です

    書店で購入しました。 内容ですが、不良の青春物語です。キャラの言葉遣いは汚いです。 推せる点として、キャラクターが個性的です。よくしゃべります。 そして主人公含めてみんないい人。優しい。 肝心のストーリーも良かったです。 社会的なレールに乗ることができない主人公とヒロインの束の間の心の重ねあいが主軸です。 不登校の経験がある方とか社会と折り合いがつけられず悩んでいる方が読んだら、共感持てるかもしれません。 主人公は確かに社会不適合っぽいけどP254あたりの展開でしっかり拒絶するところが好感を持てます。主人公は年齢を重ねれば周りに馴染んでいける、もしくは居場所を自力で作れるようになるんだろうな~と予感させられるところもいいです。 とんでもなく感動する!とか予想のつかない展開で面白い!とかそういう壮大なストーリーではないですが、刺さる人には刺さると思います。 続きが気になります。 あと私は会長が好きです。 作品の内容とあまり関係ないですが、主人公と同じような話し方をするリアル知人がおり、主人公をかなり近くに感じました。微笑ましい気持ちで読了できました

  • ドキュメンタリー風高校生日記?微妙?

    タイトルとイラストに惹かれて購入したけど、微妙。 怖い容貌と、コミュ不足で、家庭や学校に行き場のなかった少年が、屋上前で出会った似たものな先輩と過ごしながら、クラスメイトのフォローもあり、前向きに過ごせるようになっていくという話。 ほぼ主人公の一人称視点で、会話中心なので読みやすくはあります。 ただダラダラと過ごしていくうちに改善されていく感じで、教育ドキュメンタリーか、演出やカメラワーク、役者の演技で巧みに見せかける青春映画という感じの作品で、ラノベとかでやるほど魅力的な作品かというと、私個人としては評価できないです。 もっとも、最近の流行りが、なんとなく普通の男の子が美少女とダラダラ日常をすごす系のもあるので、こういう作品が刺さる人もいるかもしれません。 屋上という行き場のない場所での物語というと、カミツキレイニーさんのデビュー作「こうしてかれは屋上を燃やすことにした」とか浮かびますし、 現実になじめなない男女のラノベ物語というと、数年前に同レーベルからでた「青春失格男と、ビタースイートキャット。」という作品が浮かびます。 作品はそれぞれの良さがあるとは思うので、なんでも比較するのはよくはないとは思うのですが、それらと比べたら、物語の盛り上がりに欠けるとは思います。 もっとも、今の若者世代が、劇的な行動や物語を信じられなくなっていて、こういう無気力な惰性のような中で、徐々に良い方向に変化していく話の方が好きという可能性もあるのかなとは思います。 屋上前が行き場のない現状の比喩として、よく使われるのはわかりますが、ああいう場所って、教師の目が届きにくいから、生徒の溜まり場になっていたりすると思うのだけど? こういうのって、現実にはちょっとない、創作の世界のファンタジーですよね。 また主人公のがドロップキックと口にしていますが、あれは足をきれいにそろえて跳び、体を床に打ち付けずに着地するというのは意外に難しい技で、プロレスラーの中にもできない人がいるくらいです。 危険度が高い技なので、軽々しく使わない方がいい技です。

  • 『ぼっちの2人が周囲に馴染む為の一歩を踏み出す』ような感じの青春もの。

    『どこの集団にも馴染めない不良モドキのぼっち主人公』と『屋上に繋がる扉の前を拠点にする、同じくぼっちヒロイン』をメインに据えた作品。”恋愛もの”ではなく”青春もの”。 主人公は中学時代のバスケ部であることをきっかけに乱闘騒ぎを起こします。その後、主人公は学校を不登校に。廃部となった元バスケの連中が報復に来ることを危惧した主人公は極力家に篭らず、夜遅くまで街中を徘徊する日々を送ります。当然、不登校と日中徘徊は主人公の家で問題となり、失望したらしい両親とは高校に進学した今でも挨拶もできない冷え切った状態です。 そんな主人公に”友人”と呼べる存在はおらず、クラス内でも浮いた存在です。(『クラスで話しかけにくいランキング堂々一位の碧木くん』という立ち位置) お昼時間、仲が良いグループを作る同級生の中ぼっち感に耐えきれなくなった(『ランチメイト症候群』という俗称があるらしい…初めて知った) 主人公は人気がない場所を目指します。主人公が選んだ場所は『屋上前』。そこには先客がおり、さながら屋上に続く扉を守る門番の如く、扉の横にちょこんと座っている少女がいました。最初は『ここは私の空間です。アッチ行ってください』的な感じで主人公を追い払おうとしますが、なんだかんだでそこにいることを許してしまうヒロイン。主人公の”行き止まり状態”を理解したヒロインは主人公が沼から出られるように導く為、師匠と弟子という奇妙な師弟関係を結びます。ヒロインはヒロインで問題を抱えており、これは『ぼっちの2人が周囲に馴染む為の一歩を踏み出す』…そんな青春ものです。 個人的に一番評価しているのは”草野”という準?ヒロイン。(主人公とデートしているし、ヒロインでもいいかも…) とある授業にて、いつものように逃げ出そうとした主人公を応援し、踏み止まらせたのは彼女です。きっかけは正ヒロインっぽい”雨森”という女子の先輩ですが、現場で主人公を救ったのは”草野”だと思います。もう一人”鳩田”というサブヒロインがいますが、彼女は修羅場で輝いたという印象です。正ヒロインの”雨森”は会話がコントっぽくて面白いという感じでしょうか。 個人的にはそこそこ楽しかったです。最後に本作を読了後に抱いた感想は『これも一つの青春かな。』というものでした。刺激は少ないですが、青春ものが好きな読者の方であればチェックしてみてもいいかもしれません。

  • 一歩前に踏み出す為の

    ラノベを読むのは初めて(強いて挙げるなら小学生の頃に図書室で「妖怪アパートの幽雅な日常」を読んでいた程度)で、Twitterで一方的に追いかけていた寿司サンダー氏の本という事で絶対の信頼を置いて買いました。 最初はラノベ特有のノリのようなものに中々ついていけず、「表紙にあった作者の解説か吉澤が話してたアニメが一番面白かったなぁ…」と思いながら読んでいたのですが、徐々に引き込まれて碧木の過去を知った辺りからは完全に物語の虜でした。 主役の2人はもちろん、草野や吉澤などの脇役?も良いキャラで物語のスパイスになってました、生徒会長が可愛いやつです。 1度休憩は入れたものの、結局1日で全部読みきっちゃうぐらいに面白かったです。 ラブコメとしても、単純に笑える小説としても、ドロップアウトした人間が一歩前に踏み出す為の手引き書としても最高の本だと思います。

  • 表紙とタイトルに惹かれたのなら気をつけた方がよい

    レビュータイトルの通りです。 私は美麗な表紙とタイトルに完全に騙されました。 このイラストとタイトルから想像されるような、落ち着いた筆致の上質な青春ストーリーはどこにも存在しません。 せいぜい中一レベルの精神年齢の勘違い主人公と、頭の弱いヒロインズによるぼっち青春物語モドキです。 思えば作者名を目にしたとき、ちらりと嫌な予感はしたんです。今から思えば、その直感に従っておけば、お金を無駄にしなくて済んだのにと、非常に悔しい思いをしております。 以下ちょいネタバレ ↓ ↓ ・とりあえず主人公は、なんでもかんでもすぐに他人のせいにして、相手を口汚くののしります。 曇天だからといって空を罵り、晴天だからといって空を罵ります。相手が自分にビビるのは、相手が自分の内面を知らないせいだと毒づき、自分が相手にビビるのは、相手の見た目が怖いからだと吐き捨てます。恐るべきダブルスタンダードです。とてもまともな高校生とは思えません。 ちなみにたまに見かける愛すべき悪口キャラではありません。ひたすら下品な言葉遣いに、とっても気分が悪くなります。 ・中学時代につまづいて、高校に入学して今度こそ、とか思いながら入学式をサボったりしています。 高校でもうまくいかないことに、全く同情できないし共感もできません。 ・授業をサボりまくっておいて、その授業で出された課題が難しいと因縁をつけてきます。 この主人公の辞書には自業自得という文字はないようです。 ・さんざん周囲を罵り偉そうなことを言っておきながら、最後の解決方法は暴力頼りです。 編集も、こういう作品のイラストにはちゃんと内容にふさわしいヤンキー漫画の作者にでも依頼するべきです。 表紙と内容がそぐわない作品はラノベにはままありますが、ここまで両者が解離した作品は久しぶりでした。 作品自体は星一個の価値も見出せませんが、イラストが美麗なので、そこだけ評価して星2とさせていただきます。

  • うんこ

    うんこ

  • お金を払って買う価値はない

    文体が致命的にクドく、開始早々ギブアップしそうになった。(〜〜〜)が作中多く使われてるが、ユニークがあるならまだしも、からっきし滑っている状態が最後まで続く。主人公は曖昧で芯がなく、心に共感した箇所が弱く、それだけで停学覚悟でそこまでするのかという疑問しかなかった。 著者のスタイルと言えばそれまでだが、とりあえず奇を衒ったキャラ描けば面白くなると勘違いしてるのか、変なドラッグやってるとしか思えないほど言動がおかしい鳩田や無理矢理ヒロインとして出しました感の強い草野が受けつけない。 見所はイラストぐらいなので軽い画集と思って本棚に封印します。

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