作品情報
デスゲ脳のヒロインとの日常が、やがて恋の形を変えていく。
KADOKAWA のファンタジア文庫として刊行確認。デスゲーム後の感覚を持ち込んだ恋愛劇が売り。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2022-05-20
- ページ数
- 328ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.6 x 1.6 x 14.9 cm
- ISBN-13
- 9784040743349
- ISBN-10
- 4040743342
- 価格
- 748 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
この物語はデスゲームクリア後のラブコメ……のはず どこにでもいる平凡なデスゲーム運営組織の一人で、高校生の俺――犬飼与一は、デスゲームに参加していた少女――二ノ瀬未来を不正で勝たせ、平穏な日常へ……戻したはずなのに!? 「この学園生活も、絶対に二人で生き残りましょうね」 未来は、日常の出来事すべてをデスゲームとして考えてしまい! 「私の身体は与一くんの好きにしていいから」(授業の問題を間違えただけで!?) 「はい、あーん」(学食で毒を警戒だと!?) 「お風呂、先に頂いたわよ」(寮で同棲は……正直いろいろ助かる) と暴走し続け――。 「与一くんは渡さないから」 おい、俺が救ってきた女友達と勝手に俺を賭けて争うな!?
●進九郎:第33回ファンタジア大賞入選作「デスゲ脳のヒロインにラブコメは無理ゲーですか?」を改稿した本作でデビュー。
レビュー
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タイトルほどのイチャラブ成分はないが、デスゲーム特有の頭脳戦とスリルを存分に味わせてくれる
デスゲームクリア後の話という、ラブコメでは非常に珍しいジャンル。メタ的なネタが多いので、その手のを読んだ事のある人向け。 デスゲームで勝ち残った二ノ瀬未来が、組織側で彼女の担当だった犬飼与一と共に高校生活の日常に帰ってきたが、常にデスゲームとして見てしまう”デスゲ脳”に侵されてしまい元に戻そうとする中、学校内で”友情人狼”が発生する…というお話。 デスゲームが舞台らしく、メインの登場人物は多めでヒロインは5人(内4名はデスゲーム生還者で残りは組織側の同僚)もいる。組織側が仕掛ける突発的なデスゲームの他にも”友情人狼”という、1人だけ組織側の人間がいるデスゲームが行われているので、化かし合い・騙し合いの頭脳戦が話のメイン。デスゲームならではの色々な仕掛けとスリルが味わえる。 ただ、誰が味方かわからないという、デスゲーム特有の要素のせいで、特定のヒロインに肩入れし辛く、ラブコメ成分はやや薄かった。この内容だと両立は難しいか。
関連する文学賞
- ファンタジア大賞 第33回(2020年) ・入選