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ブロードキャスト

山田風太郎賞

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湊かなえ

駅伝の夢を失った高校生が、思いがけず放送部に入り、新しい仲間と自分の居場所を探していく青春小説。夢、友情、嫉妬、後悔を、学園生活の空気の中で描く。

青春小説高校生活放送部友情挫折

作品情報

走れなくなった少年が、声を届ける場所で新しい夢に出会う。

KADOKAWA 刊。公式書誌で四六判、312ページ、ISBN 9784041054901 を確認した。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2018-08-23
ページ数
312ページ
言語
日本語
サイズ
12.9 x 2 x 18.8 cm
ISBN-13
9784041054901
ISBN-10
4041054907
価格
1000 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

湊かなえが初めて挑む、学園青春小説! 陸上の夢が潰えた僕は、まさかの放送部へ。 そこに居場所はあるか。 夢と友情、嫉妬と後悔。大人への反発。 湊かなえだからこそ書けた、心ふるわす新青春小説。 町田圭祐は中学時代、陸上部に所属し、駅伝で全国大会を目指していたが、3年生の最後の大会、わずかの差で出場を逃してしまう。その後、陸上の名門校、青海学院高校に入学した圭祐だったが、ある理由から陸上部に入ることを諦め、同じ中学出身の正也から誘われてなんとなく放送部に入部することに。陸上への未練を感じつつも、正也や同級生の咲楽、先輩女子たちの熱意に触れながら、その面白さに目覚めていく。目標はラジオドラマ部門で全国高校放送コンテストに出場することだったが、制作の方向性を巡って部内で対立が勃発してしまう。果たして圭祐は、新たな「夢」を見つけられるか――。

●湊 かなえ:1973年広島県生まれ。2007年に「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビュー。2009年の本屋大賞を受賞。映画化を経て累計300万部のベストセラーに。2012年「望郷、海の星」(『望郷』収録)で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。その他の著書に『少女』『贖罪』『花の鎖』『境遇』『サファイア』『白ゆき姫殺人事件』『母性』『絶唱』『リバース』『ユートピア』『ポイズン・ドーター、ホーリー・マザー』などがある。

レビュー

  • 放送部経験者にお勧め

    めちゃくちゃおもしろかったです。 特に強豪校じゃないのが良い。 気になった放送部経験者の皆さんは読みましょう。

  • 作者が楽しんで書いた? リアルな青春感動ドラマ。

    これはいつもの芸風とは真逆の、爽やかな青春小説。SNSを使ったいじめと言う、極めて今日的なテーマを取り上げ、それをラジオドラマに仕上げて、全国大会に挑むストーリー。若干対立は生じるものの、共感する生徒も現れて、いじめは深刻化せず、無事解決。こんなの絵空事じゃないか、とは言えない。実際高校現場にいた私には、リアルに読めた。この程度で収まって、表面化せず教師や親にも知られない「いじめ」は、十分起こっているだろうと、思うのだ。 又、私は共通点の多い演劇部に深く関わって来たので、本書の放送部はとても興味深く、リアルであった。内輪で盛り上がってしまい、ますます他の生徒から距離を置いて見られるところとか、特に女子が派閥を作って、部内で対立してしまうところとか。(余談になるが、最近性差別だと問題になった森発言にも、共感してしまったくらいである。)「女子が」と言うのは、完全にリアルな話。 進学校の放送部が優秀なのもリアルだし、とにかく本書は、いかにもありそうなリアルさが売りだと思う。陸上一筋だった男子が、事故で負傷し、放送部に入る展開だけは作り物だと思ったが、リアルな青春ドラマは、素直に楽しめた。悪く言えば、安っぽい感動ドラマだけど、自分に重ねたと思われる元脚本家のパン屋を出してみたり、湊かなえさん自身が、楽しんで書いた本のように思った。

  • 良いです。

    一生懸命な青春を送りたかった。 文化部を見る目が少し変わった。

  • 本屋に行かない

    思い立ったときにまとめ買い。揃っているから便利ですね。

  • 面白かったです

    面白く、一気に読みました

  • 湊かなえの青春小説!

    高校の放送部を舞台にした青春小説。話の組合せと展開がさすが。放送部という部活を題材にしたところが面白い。爽やかな読後感。

  • 高校放送部経験者には涙なくしては読むことができない傑作

    高校放送部の顧問教員をしています。 湊かなえさんの最新作「ブロードキャスト」は、高校放送部を舞台にした青春小説です。 湊さんはこの小説の取材のために、昨年はNHK杯全国高校放送コンテストに取材にいらっしゃっていました。今年も観にいらしていたようです。 今日届き、今日読了しました。 泣きました。 もちろん感動はしましたが、感動で号泣したのではありません。 じわじわと読みながらずっと泣いているというか...。 「分かる」から泣けるのです。主人公が諦めざるを得なかった陸上部のことは別として、その他の全てが、30年以上放送部顧問をしていた身には、全てが完璧なリアリティを持って心に迫って来るのです。 「そうだよな。」「そうだよね。」そう頷きながら、「これ、○○さんみたいだな。」とか、「この3年生のグダグダぶりはそのままうちの放送部じゃないか!」とか。 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、自分の事を書かれているような、心の底をえぐられるような作品でした。 放送部に関係したことがない方にはお分かりにならないかもしれませんが、これはまさに私にとっての「私小説」でした。 気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。 放送部のことを知らない人には優れた青春小説として胸を打つことでしょう!

  • ありがとうございます\(^o^)/

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