日本の文学賞

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湊 かなえ

みなと かなえ

Minato Kanae

ペンネーム: 金戸 美苗創作ラジオドラマ大賞応募などで使用した旧筆名

プロフィール

性別
女性
生誕
1973-01-01 (広島県因島中庄町(現・尾道市))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
広島県因島市(出生地) → 兵庫県洲本市(在住)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
2007年〜
影響を受けた人物
江戸川乱歩, 赤川次郎
ノミネート
第149回直木三十五賞(『望郷』)候補, 第155回直木三十五賞(『ポイズンドーター・ホーリーマザー』)候補, 第63回日本推理作家協会賞(『贖罪』)候補(長編)

学歴

武庫川女子大学
家政学部 / 被服学科
国: 日本
家政学部被服学科を卒業後、アパレル勤務を経て執筆活動へ

受賞歴

創作ラジオドラマ大賞
2007
対象作品: 答えは、昼間の月
主催: 日本放送作家協会(等)
結果: 受賞
小説推理新人賞
2007
対象作品: 聖職者
主催: 小説推理編集部
結果: 受賞
本屋大賞
2009
対象作品: 告白
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: 受賞
広島文化賞(新人賞)
2009
主催: 公益財団法人 ひろしま文化振興財団
結果: 受賞
日本推理作家協会賞(短編部門)
2012
対象作品: 望郷、海の星
部門: 短編部門
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞
山本周五郎賞
2016
対象作品: ユートピア
主催: 新潮社
結果: 受賞
ベストマザー賞(文芸部門)
2016
部門: 文芸部門
主催: ベストマザー賞実行委員会
結果: 受賞
エドガー賞(最優秀ペーパーバック・オリジナル部門)
2018
対象作品: 贖罪
主催: ミステリ作家協会等(米国)
結果: 候補

受賞・候補エディション

本屋大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 告白

    『告白』は、湊かなえのデビュー長編です。娘を失った教師の告白から始まり、複数の語りが事件の真相と加害者たちの内面を浮かび上がらせます。

    静かな語りが復讐と罪の輪郭を鋭く刻む、湊かなえの代表作です。

    268ページ
    ミステリ復讐学校
  1. 受賞作: 告白

    『告白』は湊かなえのミステリー小説。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

    告白は、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

    268ページ
    記憶言葉人間関係
  2. 受賞作: 告白

    『告白』は、娘を失った中学校教師の独白から始まり、複数の語り手が事件の真相とそれぞれの罪を浮かび上がらせていくミステリ長編。復讐、親子関係、学校という閉じた空間の歪みを、冷えた緊張感のある構成で描く。

    一つの告白が、教室の空気を変え、隠されていた罪を次々に照らし出す。

    268ページ
    復讐学校親子多視点ミステリ
  1. 受賞作: 望郷、海の星

    『望郷、海の星』は、2012-1 の mystery writers of japan award で記録されている受賞作です。本調査では Amazon JP、国立国会図書館、出版社公式ページの順に単行本・文庫・短編集としての書誌識別子確認を優先したが、このバッチ処理時点で受賞作そのものに対応する紙書籍の ASIN/ISBN を確定できなかったため、掲載誌や関連媒体の識別子は流用していません。

    受賞記録上の作品名は『望郷、海の星』。書誌識別子は、作品本体と確認できる資料に限定して扱う。

    受賞作書誌確認文学賞記録
  1. 受賞作: リバース

    『リバース』は、湊かなえによる受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『リバース』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶
山本周五郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: ユートピア

    『ユートピア』は、湊かなえによる受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『ユートピア』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶
山田風太郎賞 1回登壇
  1. 駅伝の夢を失った高校生が、思いがけず放送部に入り、新しい仲間と自分の居場所を探していく青春小説。夢、友情、嫉妬、後悔を、学園生活の空気の中で描く。

    走れなくなった少年が、声を届ける場所で新しい夢に出会う。

    312ページ
    青春小説高校生活放送部友情挫折
  1. 受賞作: 物語のおわり

    湊かなえ『物語のおわり』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

    『物語のおわり』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。

    360ページ
    物語人生の転機

作品

代表作

告白

2008年 ミステリ・サスペンス

連作短編形式で展開する復讐と告白の物語。ある中学校で起きた事件と、その背景にある大人たちの事情を描く。

復讐母性秘密
映像化・舞台化
  • [映画] 告白 / 中島哲也 (2010)

贖罪

2009年 ミステリ

過去の事件を巡る赦しと償いをテーマにした長編。複数の人物の視点を通して真相が明かされる。

贖罪記憶
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 贖罪 (2012)

Nのために

2010年 ミステリ

若者たちの過去に起きた事件とその影響を描く群像ミステリ。複数の視点が絡む構成。

友情罪と償い
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] Nのために (2014)

ユートピア

2015年 社会派ミステリ

地域社会や人間関係のきしみを描いた長編。孤立や共同体の問題を描写する。

共同体孤立

全著作

  • 告白
  • 贖罪
  • Nのために
  • 夜行観覧車
  • ユートピア

翻案

  • 映画『告白』(2010)
  • テレビドラマ化多数(『贖罪』『Nのために』『夜行観覧車』等)

作風・主題

文体
サスペンス重視心理描写を軸とした文体連作短編集の活用
頻出モチーフ
母性復讐秘密と告白

評価・遺産

2000年代後半以降の日本ミステリ界において、いわゆる「イヤミス」と呼ばれるジャンルを広め、大衆的なヒットと映像化を多数生んだ作家。女性の心理描写や社会の閉塞感を描く作風が評価されている。

関連学会

  • 日本推理作家協会(受賞歴)

大衆文化への影響

  • 映画・ドラマ化による広範な認知(『告白』『白ゆき姫殺人事件』等)

引用

  • まず、作家であり続ける。そして『告白』が代表作でないようにしたい。
    出典: インタビュー(受賞当時) (2009年)

豆知識

  • 青年海外協力隊としてトンガに赴任し、家庭科の指導に従事した経験がある
  • デビュー前はアパレル勤務、その後非常勤講師を経験
  • 代表作『告白』は映画化され、興行的に成功した(2010)
  • 執筆は主に夜間に行い、家庭と両立させている