作品情報
さっ、行こう、ひとりで。
第33回紫式部文学賞受賞作。KADOKAWAから2022年9月に刊行された単行本で、『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語として、少女イコの歩みを現在進行形の感覚で描く。
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2022-09-28
- ページ数
- 304ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784041072110
- ISBN-10
- 4041072115
- 価格
- 500 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
さっ、行こう、ひとりで。 そして、力いっぱい世界を抱きしめよう! 1948年、終戦後の日本。中学2年になったイコの周囲には、やけどを負った同級生や傷痍軍人の物乞いなど、今だ戦争の傷跡が多く残されていた。母を早くに亡くしいつも心のどこかに不安を抱えるイコだったが、英語の授業で習った【~ing=現在進行形】にがぜん夢中になる。「現在進行形、今を進むという事!」急展開で変わっていく価値観に戸惑いながら、イコは必死に時代をつかもうとする。そして「いつかどこかへ行きたい。私ひとりで」そう強く願うようになる。でもまだ、日本からの海外渡航が許されない時代。手段も理由も見つからないまま大学を卒業したイコに、ある日大きなチャンスが巡ってくる……。「魔女の宅急便」の著者・世界的児童文学作家、角野栄子の『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語。戦後の日本を舞台に、懸命に自分の路を探す少女の成長をエスプリとユーモア溢れるタッチで描く著者の原点ともいうべき作品。87歳、角野栄子は今も現在進行形だ!
●角野 栄子:東京・深川生まれ。大学卒業後、紀伊國屋書店勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は89年ジブリアニメ作品として映画化、その後舞台化、実写映画化された。野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に「小さなノーベル賞」と言われる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人3人目として受賞。24年11月に江戸川区角野栄子児童文学館がオープン予定。
レビュー
-
自伝
角野栄子さんの中高生時代の様子が、とても鮮やかに映し出されていました。
-
古風な感覚を覚え
角野栄子の自伝的小説2冊目。文章やストーリー展開、キャラクターに古風な感覚を覚えるが、わかりやすい内容はイメージしやすくそれなりに面白い。
-
気負わず読める。
角野さんは好きなのですらすら読めました。貸してほしいという友人も多いです。
-
年を重ねて尚輝く‼️
若くして外国にいくべし😉
-
元気が出る本
とても前向きな内容なので元気をもらえるのと、読みやすいのですぐに読み終えました。 大人になってからの続きが読みたくなりました。、
-
イコトラベリング
終戦後の復興途上の東京を舞台に、思春期の少女が夢を追いかけ、揺れる心を支えながら自分の生き方を探す旅に出る。
-
自叙伝
思ったより読みやすい本でした 自叙伝でしたので 思った通りの展開 でも楽しく読ませていただきました
-
夢があり楽しかった。
こういう人生が憧れでした。全てポジティブなところかな。
関連する文学賞
- 紫式部文学賞 第33回(2023年) ・受賞