日本の文学賞

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生き屏風 (角川ホラー文庫 た 2-1)

日本ホラー小説大賞

生き屏風 (角川ホラー文庫 た 2-1)

田辺青蛙

『生き屏風』は田辺青蛙による作品で、日本ホラー小説大賞で受賞に選ばれた。角川書店から2008年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。

ホラー怪異身体

作品情報

『生き屏風』

『生き屏風』は、日本ホラー小説大賞の受賞作として読まれる田辺青蛙の作品。刊行情報が確認できるため、受賞履歴から作品へたどれる書籍として扱える。

書籍情報

出版社
角川グループパブリッシング
発売日
2008-10-25
ページ数
192ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784043923014
ISBN-10
4043923015
価格
54 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品

村の酒屋の死んだはずの奥方が、あの世から戻ってきて家の屏風に取り付いてしまった。村はずれに住む妖鬼の皐月は、屏風の奥方の相手をして、退屈を紛らわしてほしいと頼まれ、しぶしぶ出かけていったのだが――。

1982京都府生まれ。ニュージーランドオークランド工科大学卒。現在会社員。「生き屏風」で第15回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。

レビュー

  • 怖くはないが・・・

    妖奇御伽草子のような内容。 登場人物が魅力的。 読後の後味の良さはホラーでは無いが心地よい。 表紙が渋いが読みやすくタイトルと表紙で敬遠される若者にこそ読んで貰いたい。 可愛らしい内容。

  • 皐月鬼にもっと会いたい!

    優しくて悲しい皐月鬼、このシリーズ全部読んでんますが、ホラーではなく ふんわり優しい作品です。 もっと活躍して欲しい作家さんの1人です。

  • 悪くもなければ、良くもない。

    書評で激賞している方がいらっしゃったので、読んでみました。 第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作です。 激賞していた方は、大賞受賞作とよほど相性が合わなかったのでしょう。その反動で、これを褒めすぎたのかも。 細々としたアイデアは素晴らしく、文章も悪くないです。独特の世界観は心地よく、しかも美しい。綺麗な夢のような短編が3つ納められ、読後感が良く、値段としても安く、文庫なので薄くて持ち歩きに便利、と、出先での読書に最適でしょう。 ただ、短編だけが書ける人には多いのですが、構成が弱く、物語全体の意外性に欠けています。 屏風を「燃やそう」と言い出した女が、その夜本当に燃やそうとしたのでは、意外性も驚きも悲しさもなんもありません。もう少し読者を驚かせてくれても罪にはならないのではないでしょうか。 この分野、この新人賞からは、恒川光太郎、朱川湊人という余りにも素晴らしい作家が二人も先に出ていて、それと比べてしまうと、やはりどんと見劣りしてしまうのも事実です。 細々としたイメージが素晴らしいだけに、天は二物を与えないものだなと嘆息しました。 ディテイルだけで勝負する作家なので、この先は辛そうです。

  • 二作目は皐月鬼の出る回数は少なく他の妖の話が多い様に感じた。

    題名の様に生き屏風の話が大半を占め、後は他の妖の話が多い様に感じた。中でも生き屏風の話が面白く感じた。後の猫雪と狐妖の宴は余り皐月鬼の関わりが内容に思えた。でも、中々面白い2作目でした。三作目の皐月鬼が楽しみ楽しみです。

  • これで短編賞受賞か……

    平和にゆっくりと進む時間。人と妖との共存。ー文章は読みやすいけど、ところどころ描写に粗が目立つ。全体的に不完全な印象。

  • 和風で日常的な作品

    これはいい。こういう小説を探してました。妖怪のほのぼの生活を描く本。よんでみて、ほんとにいい本を買ったなと実感しました。この小説には三編(生き屏風、猫雪、狐妖の宴)が収録されていますが個人的に猫雪が一番面白かったです。最後のあのほのかな寂しさというんでしょうか。とにかく一気に引き込まれました。この作者さんのこれからに期待してます。

  • 軽妙な語り口

    第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作の表題作「生き屏風」を含む3篇の連作短編を収録 加門七海氏の短編に「墨円」という作品がある この作品も、屏風の怪を描いたものだった どこか切なさを感じさせる作品であった 一方、「生き屏風」は どこか軽妙な語り口となっている 県境で里の守り人をしている妖鬼「皐月」 人より遥かに長い時の中を生きる主人公 その為、何処か世間と少しずれている このあたりが、この作品の成功の秘訣なのかもしれない 日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しているが、 ホラーというより、ジャパネスクファンタジーといった趣だ 日本ファンタジーノベル大賞の方が似合いそうな作品だった また、「皐月」は「布団」という名の馬とともに暮らしている 不思議な娘と馬という組み合わせは、なんか絵になる そういえば仁木 英之著「僕僕先生」、牧野修著「夢魘祓い 錆域の少女」の主人公達も馬に乗っている これらの作品にもどこかユーモアが漂っていた

  • ホラーというより幻想小説

    表紙といい、内容も合わせてホラーという感じがしなかった。多少は面白かったが、台詞が冗長で描写が少なかったのが、欠点。次回に期待したい。

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