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三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

エキナカ書店大賞

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

三秋縋

三秋縋『三日間の幸福』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

余命幸福選択

作品情報

『三日間の幸福』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。

書誌情報と受賞一覧を照合し、三秋縋の『三日間の幸福』を対象作品として確認した。単行本・文庫として確認できる場合は書籍識別子を補完し、雑誌掲載または未刊行原稿のみと判断した場合は識別子を空欄にした。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2013-12-25
ページ数
306ページ
言語
日本語
サイズ
10.7 x 1.2 x 15 cm
ISBN-13
9784048661690
ISBN-10
4048661698
価格
715 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

いなくなる人のこと、好きになっても、仕方ないんですけどね。 どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。 未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。 ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。 (原題:『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』)

レビュー

  • 若いうちに読んで欲しい

    Kindleのオススメにあったからというだけで適当に買った1冊だったけど本当に良かった… 人生を顧みて、これからを考えたくなるような作品だった。んだけど、それよりも何よりも2人の関係性がただただ尊くて幸せで切なかった。残酷で非情だけど、優しくて暖かいって感じの物語でとにかく満たされた。

  • 一気読みした

    その日のうちに読みました。 人の役に立てるようなこともしないとだなと思いました。 考えさせられました。

  • 非常に良い

    ありがとうございました。

  • ナンバーワン

    私はあまり本を読むのが苦手なのですが、デジタルデトックスしようと思い購入しました。今まで読んだ本の中で断トツで1番。面白くてどんどん読めちゃう。すごくよかったです、感動しました。

  • 作品

    この作品は三秋先生を知った作品でもあり、5回くらい読んでます。 原本もありますが、飛行機でふと読みたくなり電子版を購入。 新作お待ちしてます。

  • とても切ない話でした

    自分史上トップ5に入る切なさでした。フィクションを読んでいる時にリアリティがなくて冷めてしまったり、主人公の感情の動きに共感出来なかったりってちょくちょくあるんですけど、この作品は不思議とそんな事を吹き飛ばすくらい先が気になり過ぎてすぐに読み終えてしまいました。主人公の抱えているコンプレックス(人間関係)が自分にも当てはまり感情移入しやすかったのもあるかも知れません。文章表現もわかりやすく読みやすかったです。

  • オチが弱い

    あっさり終わったなあ、と感じた あと、一人称視点小説はあまり上手くない人が書くと稚拙さが際立つ

  • 価値観を考える機会になった

    とても素晴らしい作品でした。 人生の価値観について深く考えさせられ、過去にすがる主人公の姿には思わず共感してしまいました。何事も堅実に行動し、自分の人生に価値を見出していく姿勢には強く好感を持てました。 終盤は今までの怠惰を取り返していくような美しい恋愛で、彼の人生に足りていなかった“純粋さ”が描かれていたと思います。物事を素直に楽しみ、感じることで主人公が変わっていった。そして「寿命を売る」という選択が、諦めではなく前向きな決断だったのだと感じました。 物語の終わり方には大満足しています。読み終わった後の空虚感と虚無感は、しばらく消えそうにありません。この作品に出会ったことで、また読書のハードルが上がってしまいました。別れが辛くなるほどに、自分の心に残る作品になりました この物語は、「価値」や「損得」にとらわれず、自分のために素直に生きることの大切さを教えてくれました。心から「読んでよかった」と思える一冊です。

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