日本の文学賞

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遠き落日 上

吉川英治文学賞

遠き落日 上

渡辺淳一

渡辺淳一が吉川英治文学賞を受賞した二つの歴史小説。『遠き落日』は野口英世の生涯を、会津の貧しい少年時代から渡米後の研究生活まで、医学の栄光と人間的な弱さを合わせて描く。『長崎ロシア遊女館』は幕末から明治へ移る長崎を舞台に、医学、異国との接触、遊女たちの哀歓を短編連作的に描く。

医学史野口英世幕末長崎異文化接触情熱と執念

作品情報

医学への情熱と時代の夜明けを、人間の弱さや欲望まで含めて描く歴史小説群。

『遠き落日』は、野口英世を英雄としてだけでなく、借金、放蕩、名声への執着を抱えた矛盾の多い人物として描く伝記的小説である。『長崎ロシア遊女館』は、人体実験、解剖図、外国人との出会いなどを題材に、幕末長崎に生きた人びとの情熱と孤独を描く作品集である。どちらも医学と歴史を結びつけ、近代へ向かう日本の光と影を人物の肉声に近い距離で捉える。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1979-01-01
ページ数
262ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784048722537
ISBN-10
4048722530
価格
1 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

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