作品情報
『お初の繭』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
『お初の繭』は、一路晃司の関心が凝縮された作品として読める。日常の裂け目から恐怖を立ち上げ、違和感が真相へ変わっていく過程を描くホラー小説。
レビュー要約
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題材への向き合い方と文章の手触りを評価する声があり、作品の余韻や構成に注目されている。
書籍情報
- 出版社
- 角川書店
- 発売日
- 2010-10-30
- ページ数
- 285ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784048741415
- ISBN-10
- 4048741411
- 価格
- 212 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
製糸工場に奉公に出た少女の恐怖と悲劇。屈辱的な身体検査、少女たちの園、むせかえる繭煮のにおい、そして蠢く蚕たち……残酷にして妖艶、健気にして淫靡、禁断の青春群像劇。ホラー大賞受賞作登場!
北海道北見市生まれ、オーストラリア在住。2010年「お初の繭」で第17回日本ホラー小説大賞〈大賞〉を受賞。
レビュー
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良い商品が届きました。有難うございます
良い商品が届きました。有難うございます
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ぞわぞわっと
虫が苦手な身としては読み進めるにつれてぞわぞわ鳥肌が立つ描写が増えていきます。しかし時間を置くと読み返したくなる不思議。 おふざけ満点のネーミングセンスや内容よ悪趣味度合いから、ニッチなエログロでお馴染みのサイ●レット辺りがビジュアルノベルゲーム化したら最高にハマりそうです。絶対やらないけどね!!
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酷評もあるけれど
旨い酒を呑んだようなあと味。料理の邪魔をしない、いい酒です。地名などのネーミングの点で星ひとつマイナス。
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ホラーを感じさせるが、後味が悪い。虐待描写も問題含み
日本ホラー小説大賞受賞作品を、古いもの(一番古いものは第2回大賞受賞作『パラサイト・イヴ』)から順に読んでいる。本作は8作目。 これまで読んだ作品は、いずれも全く恐怖が感じられなかった。 この大賞が想定しているホラーとは何か、大いに疑問を感じていたところだった。 その点、本作は初めて、恐怖のようなものや、不気味さが感じられた作品だ。 場の設定やストーリーにオリジナリティがあり、文体も簡潔で読みやすい。 作者は農業大学を出ているとのことなので、養蚕に関する描写も、専門知識に裏打ちされているのであろう。 しかし、残念ながら、本作を再読したいとは決して思わない。 読んだ後味が、極めて悪い。 カタルシスが、まったく感じられない。 結末のもって行き方で、これは回避できたはずだが。 もう一つの問題点は、少女たちへの虐待描写だ。 これはかなり露骨であり、受賞当時は問題とならなかったのであろうが、現在ではどうだろうか。 いくら虚構の世界とはいえ、未成年者への性的虐待が問題視されている現代では、不適切な箇所が多いのではないだろうか。 せっかく独創的な世界を作り出したのに、残念と言わざるを得ない。
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この度はお世話になりました。これをご縁にまたよろしくお願いいたします
この度はお世話になりました。これをご縁にまたよろしくお願いいたします
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足腰のしっかりした文章で読みやすい
足腰のしっかりした文章で読みやすい。 一方でホラー小説に必要な不穏な雰囲気や質感の表現が若干弱い。 どんどん読めるのがそこまで怖くない。
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女工哀史ダークファンタジー版。
お初は12歳で村の少女達と共に製糸工場に奉公に出る。特殊な蛾を育てて糸を取っているその工場では女工の身体検査などが徹底しており、まだ初潮を迎えていないお初は養蚕の担当に選ばれるが・・・ 物語には、意表を突く展開で先読みを許さないものと、伏線などで先の展開を匂わせておき読者に「ああ、やはり」と想わせるものとあるが、こちらは後者で、それが実に美事。終盤に入って何度「ああ、やはり」と心中で云わせ続けられた事だろうか。
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幼女萌えー!
古くさいしゃべり方の女の子達が裸になったりして色々ひどい目にあうホラー小説です。 小さい女の子がひどい目にあっている様を見るのが大好きなので、大変満足のいく作品でした! 露骨すぎる変態描写とおふざけ100%の人物名のおかげで、暗さはあまりありません。 それにしても、主人公が頑張っててめっちゃ健気ですね……。 萌えー!!
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- 日本ホラー小説大賞 第17回(2010年) ・大賞