日本の文学賞

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ジェノサイド

山田風太郎賞

ジェノサイド

高野和明

コンゴの密林で進む軍事作戦と、東京で父の遺言を追う青年の物語が交差する国際謀略小説。進化、科学、倫理を大きなスケールで扱いながら、娯楽小説としての緊張を保つ。

国際謀略生命倫理進化サスペンス

作品情報

高野 和明の『ジェノサイド』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。

『ジェノサイド』について、NDL Search の書籍レコードで ISBN とページ数を確認した。採用した識別子は単行本・文庫など書籍形態のレコードに限定し、雑誌号や記事、音源などの識別子は使用していない。

書籍情報

出版社
角川書店
発売日
2011-03-30
ページ数
590ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784048741835
ISBN-10
4048741837
価格
2251 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/SF・ホラー・ファンタジー

創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。傭兵・イエーガーは難病を患う息子のために、コンゴ潜入の任務を引き受ける。2人の人生が交錯するとき、驚愕の真実が明らかに――。

1964年東京都生まれ。84年より岡本喜八氏に師事し、映画・テレビなどの撮影スタッフとなる。89年渡米、ロサンゼルス・シティカレッジで映画演出、撮影、編集を学ぶ。91年同校を中退後、帰国して脚本家に。2001年『13階段』で江戸川乱歩賞受賞。著書に『幽霊人命救助隊』など。

レビュー

  • 量子PCとAIに関する示唆

    今思い返すと、2011年時点で以下が示唆されてて興味深い。 GIFT=量子コンピューター(あらゆるものがシュミレーション可能なPC) 姉妹=AI 理解不能な多重言語=AI同士の独自言語

  • 史実に関しては公平で客観的視点を持つべきだったのでは?

    他の人も言うように、著者の嫌日はなんなんだろう?と感じる節は多々あり。 また、殺戮場面の生々しい描写が個人的には辛かったです…。 物語としては面白く、引き込まれます。 特に科学に関すること、核ミサイルへの考え方は「なるほど」と思わせられました。 ただ、歴史的な史実に関してはもっと公平な視点で書いてほしかったと感じます。 総じて、少しおまけの4点。

  • エンターテイメントやね〜

    物を調べて 組み立てて キャラを考え 表現力を鍛える。 一人では書けないと思います。 なんやろ…このパワーは! いや 凄いね。

  • ありえない娯楽作品、としても不快感は残る。だが、文章は読みやすい。

    事情あり、正直嫌々読んだ。 読めば読むほど嫌な話だが、この著者によって与えられる不快感ではなく、心の底に淀んでいる愚劣な「本音」をかき混ぜられるような、いわば沈んでいるヘドロが舞い上がるような不快さだ。 私も研究員であったので、主人公の行動には喝采を送りたい。 だが、彼の感じている不信や、卑屈さは打ち消したい自分の中のヘドロそのもので不愉快極まりなかった。 この著者は宗教観を全く持たないのに、神の視点を口(文)にし、さらに性悪説に基づく極めて不愉快な倫理観で全体を際立たせる。 著者自身の人間性を深く疑いたくなるが、その投影があの不快な日本人傭兵であり、そのために彼に残虐かつ安易な最後を与え、己を罰しているのではないかとすら思った。 (だが、実際にはこの傭兵の姿には私は何の不快感も持たない。) 丁寧に読めば読むほど、反吐を吐きたくなる緻密な「妄想」にも辟易する。 そして、時代を間違えたような設備と、安易な実験室、それにリンクする最先端の「分子モデル予想ソフト」 いずれも実際に存在するものだが、ソフトは「超越した未来」から実験内容は「30年前の過去」からやってきている。 戦闘描写には著者の「虐殺」嗜癖が投影されているとしか思えない。妙に高揚した文章から、無意味に楽しげな虐殺描写が吐きそうな迫力で迫ってくる。 その上「オレは頭いいんだ。こういう方法を取って危機を脱する」と言わんばかりのゲームばりの回避方法。 もちろんハリウッド映画などでもよく見られる手法なので、読んで全員が失望するかと言えば、面白く感じる人もいるかもしれない。 最後に協力していただいたと言う大学の教授、準教授の方々への謝辞があるが、 おそらく文章化されたこの「妄想」に大きく失望したのではないかと想像に固くない。 まあ、面倒もしくは不愉快に感じる部分を、読み飛ばして面白く感じる部分のみ、また、美談に感じる部分のみ読めば、「未来へのギフト」と解釈できなくもないし、読ませる文章力は充分にあると思うので、星は3つで。

  • 震えます!

    初版本を読みました。 もう一度、感動しようと、Amazonで購入! 2度目の一気読み! ウクライナ🇺🇦を思いながら読みました。

  • ハリウッドで映画化されそう

    海外在住のため、実家の者に船便でまとめて送ってもらった話題の本をやっと読了しました。 アマゾンさんも船便・SAL便で送ってくださると良いのですが。 もうたくさんレヴューが出揃っているのですけれど、ひと言どうしても言いたくて書き込みます。 登場人物の設定や作者の歴史観云々をネガティヴに捉えているレヴューがあまりにも多すぎて驚いた、ということを。 いつの間に日本中、歴史修正主義が蔓延っちゃったんだろうと思いました。 私は学生時代、史学を専攻したのですが、最近のみなさんが「自虐史」と仰るような出来事についても 「あったことはなかったことには出来ない」ということは言えると思っています。 確かに南京大虐殺など、犠牲者の数については確実なことが言えず、 中国政府は自国の都合の良いように数を水増ししているようですが、起こったことは確かですから。 同じく関東大震災時のデマによる朝鮮人虐殺についても、起こったことは事実、です。 それを作中で作者は意図的・自虐的に捉えてはいないと思いましたけれど。 あくまでもエンタテイメント作品の背景にさらりと導入しているだけで。 例えそれが日本人にとって触れられたくない部分であったとしても(という言い方もおかしいですけれど) 十分読み流すことの出来る程度だと思いました。 「13階段」や「グレイヴ・デッカー」などとは確かに毛色の違う作品ではありますけれど、 なんというか大変ハリウッド映画的な大掛かりな作品で、それはそれで読みごたえがありましたよ。 もしかして映像化を念頭において書かれたのかも知れませんね。 主人公(と呼ぶべきなのか?)の相棒が韓国人留学生である、 というところにも引っかかりを覚えているような書き込みも見られましたけれど、 確かに韓国人留学生は割と真面目で勤勉なタイプが多いのです。私の周囲でも。 日韓関係がギクシャクしている時なので、韓国という国に対しては好印象を持ちようが無いかも知れませんけれど、 私の場合、個人的な付き合いで嫌な思いをしたことは無いですので。 ただ、確かに日本人傭兵のキャラクターに違和感はありました。 少々現実的ではないように思えましたので。 あのような設定・性格付けをするのであれば、彼の背景についてもう少々説明があっても良かったのではないか、と感じました。 何といってもあらゆるものに満たされている国(日本)の人間として生まれたのに、 何故自衛隊からフランス外人部隊に行って傭兵になる、という人生を選び、 精神(あるいは人格)に瑕疵を来たしたのか?彼の過去にはいったい何があったのか? なまじ日本人という設定だったので、そこらへんが少々気になってしまいました。 日本を舞台としない作品だったら、 ロシア人とか旧共産圏の東欧辺りの出身者に割り当てられそうなちょっと陰のある役柄とでも呼ぶべきか・・・・。 いずれにせよ私にとっては一流のエンタメ作品でした。

  • 新品ではない!

    手に取った時、なんとなく違和感がありましたが、読み進めて行くとなんとゴマ粒がはさまっていました。 今までずっとAmazonで本を購入してきましたが、こんな事は初めてで大ショックです。 文庫本を買えばよかった… 内容はとても面白かったです。

  • よい本

    この本は本当にハマる。すごい本^_^

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