日本の文学賞

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キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

電撃小説大賞

キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

斜線堂有紀

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2017-02-25
ページ数
370ページ
言語
日本語
サイズ
10.6 x 1.8 x 14.9 cm
ISBN-13
9784048927048
ISBN-10
4048927043
価格
814 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第23回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作! 「休学中の秀才・嗄井戸高久(かれいどたかひさ)を大学に連れ戻せ」。留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎(なおさき)は、教授から救済措置として提示された難題に挑んでいた。しかし、カフェと劇場と居酒屋の聖地・下北沢の自宅にひきこもり、映画鑑賞に没頭する彼の前に為すすべもなく……。そんななか起こった映画館『パラダイス座』をめぐる火事騒動と、完璧なアリバイを持つ容疑者……。ところが、嗄井戸は家から一歩たりとも出ることなく、圧倒的な映画知識でそれを崩してみせ――。

●斜線堂 有紀:第23回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》を受賞しデビュー。小説を書くことが好きで、暇さえあれば小説を書いている。それと同じくらい映画鑑賞も好き。

レビュー

  • 日常系ミステリから殺人まで

    氷菓と空気感同じなのかな?と思ってたら、安楽椅子ホームズとノンデリワトソンみたいな感じで面白かった!

  • 表紙のイラスト、本編中のキャラクターたちとはイメージがまるで違うような

    映画オタクで引きこもりでお金持ちな嗄井戸に進級ピンチなぼんくら男子奈緒崎はひょんなことから関わり合いを持つことに。ライトノベルのレーベルと侮るなかれ、凸凹大学生コンビが主人公の映画ネタ連作ミステリー小説であります。 「面白そう」という理由で彼らが首を突っ込んでいく事件は学園生活の珍騒動から連続猟奇殺人まで幅広く、謎解きそのものはそれほど凝ったものではございませんが、物語の中に巧みに映画ネタにからめているのが好印象。いずれのエピソードにも映画愛がたっぷり詰まっています。収録作中のベストは洒脱な真相が心地いい第二話『断崖絶壁の劇場演説』。 いかにもお惚けでありがちな変人キャラかと見えた嗄井戸でしたが、背負っていた過去はとっても重い。それだけに奈緒崎や束ちゃんとの関係にはじいんとくるものがあるのですが、ただ、この内容でしたら過剰な天才設定はいらなかったような? 著者は本書で受賞デビュー。凄惨な事件を経ての二人の終幕はとても洒落ていて心憎く、ここ最近の新人賞系ミステリ読書では一番のアタリでした。当初の奈緒崎の留年問題が途中であっさり投げ出されてしまったのは御愛嬌ということで。 不満を述べると表紙のイラスト。本編中で描写されるキャラクターたちとはイメージがまるで違うような。

  • 映画の蘊蓄を延々と語る「シネマ探偵」

    本書を知ったきっかけは、有名な『ビブリア古書堂の事件手帖』の文庫の巻末広告を見たことがきっかけだった。 映画は人並みに好きで見ているし、何より、経済的にものすごく余裕がある訳でもないので、本シリーズが、3巻で完結するというのは、大きなインセンティブになった。 扱われる映画も、僕のカバー範囲に入っていたし、ここまで映画の蘊蓄を折り重ねながら、ミステリーを成立させる手腕がさすが。 映画にまつわる蘊蓄やミステリーが読みたい方には、一読をおすすめします。

  • 映画好きでもなるほどと思わせるミステリ

    映画を好んで観ていたとしても、ここまで多種多様な映画は観たことがなく、知識もつきました。 ミステリとしては短編なので小さめな謎が多いですが、全体としては非常に読みやすく、人物の関係性が面白いので、星5にしました。 ライトノベルとしてはいいと思います。 別の作品も読んでみたいです。

  • 映画探偵とは。

    面白かったです。

  • 既視感あり!

    読み始めてすぐに何かに似てると思った。ビブリア古書堂の事件手帖だ。 あちらは実際に刊行されている書籍が出てくるのだが、こちらは実際の映画になぞらえた事件が出てくる。 病室から事件を解く店主と、家から事件を解く探偵。似すぎている。 個人的にはビブリア古書堂の事件手帖の方が断然面白い。こちらは下位版という印象です。2巻、3巻とあるようですが、これはもういいかな。

  • カレイドがかわいい。

    主人公であるカレイドのプライドが高いのに素直な情熱を持った性格が大好きです。 二人主人公のわちゃついた感じが好きな人にオススメです。事件の話もかなり飲み込まれました。

  • 映画を語るための言い訳としてのミステリ

    作者の本当に書きたいことは映画をみない相棒が次第に打ち解けていくバディ物なんだろうなと思う。だからミステリ要素が言い訳のように見える。ラノベのミステリクオリティってこんなレベルだっけ?ミステリと銘打つならそっちの工夫も欲しい。

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