日本の文学賞

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斜線堂 有紀

しゃせんどう ゆうき

Shasendō Yūki

ペンネーム: 斜線堂 有紀ペンネーム(島田荘司『斜め屋敷の犯罪』に由来)

プロフィール

性別
女性
生誕
1993-04-01 (秋田県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
秋田県 → 埼玉県

経歴

職業
小説家
活動期間
2017年〜
所属団体
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ, 変格ミステリ作家クラブ, 日本SF作家クラブ
影響を受けた人物
星新一, はやみねかおる, 佐藤友哉
ノミネート
第21回本格ミステリ大賞(小説部門)候補『楽園とは探偵の不在なり』

学歴

上智大学
文学部 / ドイツ文学科
国: 日本
在学中の2016年に『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞。

受賞歴

メディアワークス文庫賞(第23回電撃小説大賞)
2016
対象作品: キネマ探偵カレイドミステリー
部門: メディアワークス文庫賞
主催: 電撃小説大賞(アスキー・メディアワークス/KADOKAWA)
結果: 受賞
第4回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞
2024
対象作品: 星が人を愛すことなかれ
主催: 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 実行委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: キネマ探偵カレイドミステリー

    「キネマ探偵カレイドミステリー」は、斜線堂有紀による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

    斜線堂有紀の受賞作「キネマ探偵カレイドミステリー」。

    受賞作文学賞人間描写
  1. 受賞作: 楽園とは探偵の不在なり

    従来の探偵像を揺さぶる構成と仕掛けを持つ長編ミステリ。評論的な注目を集め、本格ミステリ大賞候補にも選出された。

    楽園とは探偵の不在なり

    探偵不在メタミステリ謎解き

作品

代表作

キネマ探偵カレイドミステリー

2017年 推理小説(映画モチーフ)

映画を題材にしたトリックと謎解きを中心に据えたシリーズのデビュー作。映画的な設定や仕掛けを活かした推理が特徴。

映画謎解き密室

楽園とは探偵の不在なり

2020年 本格ミステリ

従来の探偵像を揺さぶる構成と仕掛けを持つ長編ミステリ。評論的な注目を集め、本格ミステリ大賞候補にも選出された。

探偵不在メタミステリ謎解き

廃遊園地の殺人

2021年 推理小説

廃れた遊園地を舞台にしたクラシカルな要素を含むミステリ。舞台描写と複数の伏線が特徴。

廃墟共同体の秘密推理

回樹

2023年 SF

SF作品を中心とした短編・中編を収めた作品集。テクノロジーや記憶、時間を巡るテーマを扱う。

時間記憶テクノロジー

本の背骨が最後に残る

2023年 幻想/SF

書物や読書をモチーフにした幻想的な短篇集。奇怪な設定と寓意性の高い物語を収録する。

書物幻想短篇

星が人を愛すことなかれ

2024年 恋愛小説

大人の恋愛を描いた長編。情感の機微と人間関係の揺れを丁寧に描写し、本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞を受賞。

恋愛人間関係成熟

全著作

  • キネマ探偵カレイドミステリー(メディアワークス文庫、2017)
  • キネマ探偵カレイドミステリー 〜再演奇縁のアンコール〜(2017)
  • キネマ探偵カレイドミステリー 〜輪転不変のフォールアウト〜(2018)
  • キネマ探偵カレイドミステリー 会縁奇縁のリエナクトメント(光文社、2025)
  • 死体埋め部の悔恨と青春(新紀元社、2019)
  • 死体埋め部の回想と再興(新紀元社、2020)
  • 神神化身 壱 春惜月の回想(KADOKAWA、2021)
  • 始まりの願い 神神化身(KADOKAWA、2022)
  • プロジェクト・モリアーティ 1 絶対に成績が上がる塾(朝日新聞出版、2024)
  • 私が大好きな小説家を殺すまで(メディアワークス文庫、2018)
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから(メディアワークス文庫、2019)
  • コールミー・バイ・ノーネーム(星海社FICTIONS、2019)
  • 恋に至る病(メディアワークス文庫、2020)
  • 楽園とは探偵の不在なり(早川書房、2020)
  • ゴールデンタイムの消費期限(祥伝社、2021)
  • 廃遊園地の殺人(実業之日本社、2021)
  • 愛じゃないならこれは何(集英社、2021)
  • 君の地球が平らになりますように(集英社、2022)
  • 回樹(早川書房、2023)
  • 本の背骨が最後に残る(光文社、2023)
  • 星が人を愛すことなかれ(集英社、2024)

翻案

  • マウス二人芝居(ボイスドラマ・シナリオ担当)
  • キルタイム・キラーズ(ボードゲーム・シナリオ)
  • 魔法少女には向かない職業(漫画原作)

作風・主題

文体
ポップで読みやすい文体と緻密なミステリ構成の併存ジャンル横断(推理・SF・青春・恋愛)の自在な行き来
頻出モチーフ
映画・映像表現書物と読書記憶・時間の揺らぎ

健康

  • 虚弱体質(幼少期)
    幼少期
    幼少期に体が弱かったため多くの読書を行い、それが創作の原体験となった。

評価・遺産

若い世代を代表するミステリ・SF作家の一人として評価される。受賞・候補歴やランキング入りにより広く注目を集めている。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 本格ミステリ作家クラブ
  • 日本SF作家クラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館典拠ID: 001256563
  • VIAF識別子: 499149066512565601019

大衆文化への影響

  • 『楽園とは探偵の不在なり』が各種ミステリランキングに複数回ランクイン(週刊文春ミステリーベスト10・2020年3位等)
  • 短編・アンソロジー収録が多く、雑誌や文庫アンソロジーを通じて広く読まれている

引用

  • 佐藤友哉がいなければ、私は小説家になっていなかった。
    出典: 好書好日(朝日新聞)インタビュー (2021年)

豆知識

  • ペンネームは島田荘司の作品『斜め屋敷の犯罪』に由来する。
  • 在学中の2016年に第23回電撃小説大賞(メディアワークス文庫賞)を受賞してデビュー。
  • X(旧Twitter)の公式アカウント @syasendou を運用している。