日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした (メディアワークス文庫)

電撃小説大賞

君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした (メディアワークス文庫)

成東志樹

買った男と買われた男が同じように飢えながら、生き方と境界を揺さぶり合う。『透過色彩のサイカ』から改題された、暗い引力を持つメディアワークス文庫のデビュー作。

取引飢え境界関係性

作品情報

買ったあいつと、買われた俺は、たぶん同じように飢えていた。

「買う」と「買われる」が同じ重さで反転する関係を軸に、欠乏と支配のあわいを描く。第29回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作を改題したデビュー作。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
2023-07-24
ページ数
224ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 0.8 x 14.8 cm
ISBN-13
9784049148619
ISBN-10
4049148617
価格
748 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

買ったあいつと、買われた俺は、たぶん同じように飢えていた。 「買わせてくれない? 君の時間を、月20万円で」 高校2年の冬。枕元には母の骨があった。長く闘病した母が死んで、一度も頼れたことなどなかった父は蒸発した。 全てを失った少年・坂田は、突然目の前に現れた西川と名乗る男に、奇妙な取引を持ちかけられる。 母の葬儀代を稼ぎたい一心で応じた坂田に、実は同い年だという西川が提示した条件は、更に不可解なものだった。 1.毎日、高校にくること 2.僕と同じ大学に合格して通うこと 3.今日から友人として振る舞うこと 金で結ばれた関係はやがて説明のつかない「本物」へと形を変える。愛に飢えた少年たちが紡ぐ、透明な青春譚。

●成東 志樹:『透過色彩のサイカ』で第29回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞。同作を改題・改稿した『君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした』(メディアワークス文庫)でデビュー。

レビュー

  • 文章が綺麗

    文体が好きで楽しみながら読みました。 BLというよりふたりの関係と愛の話だと思った。 『小説』が好きな人におすすめです。

  • タイトルにひかれて

    インパクトのあるタイトルだったので購入してみました。色んな愛の形が作品の中に散りばめられていて、ほっこりするような切ない気持ちになる様な作品でした。オススメです。

  • 最後まで書き抜けて欲しかった。

    表紙が気になって購入。3時間程度で読み終わるのでちょっとした小説的文章に触れたいならば良いと思った。しかし、作品として捉えるならば全体的なテーマの終わり方が足早で読者にやや疑問点を残し、深掘りすべき所だと思う点がされておらず消化不良で終わってしまった。 とは言ったものの決して悪い作品ではないと思った。

  • 優しくて切ない

    何度も読んだ。読むたびに二人の不器用だけど優しい気持ちにハッとさせられた。この作家さんの作品に今後も注目していきたいと思わせてくれる作品だった。

  • 俺は好き

    一気に読めた

  • 暗い…

    ただただ暗い…これを優しい物語とは思えないし、すごく消化不良

関連する文学賞