日本の文学賞

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草の臥所

泉鏡花文学賞

草の臥所

津島佑子

『草の臥所』は、津島佑子が女性同士の交友、別れた男への執着、性と愛の暗い揺れを強い身体感覚で描いた小説集。青く深い草のイメージが、孤独と欲望の沼地へ読者を誘う。

女性身体感覚孤独欲望

作品情報

草のうねりの奥で、女たちの孤独と欲望がひびわれていく。

講談社公式ページと流通情報でISBN-13 9784061128514を確認。ISBN-10は規格換算で4061128515、紙書籍のASINも同値で補完した。講談社の紹介では、二人の女の交友と亀裂、愛の形を凄まじい生理感覚で描く傑作集とされる。

レビュー要約

  • 津島文学の転機を示す作品として、身体の痛みや欲望をためらわず描く強度が評価される。暗く湿った情感を重く感じる読者もいるが、その息苦しさが作品の力になっている。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
1977-07-01
ページ数
233ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784061128514
ISBN-10
4061128515
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: 草の臥所 : 津島佑子: 本

レビュー

  • 緑の狂気

    父はむかしに死んだ。男と別れた「わたし」は母の住む家に帰る。どうしようもなく深く、強く、「わたし」は「何か」に縛り付けられている。男の友人や近所に住む女や子供と時を過ごしている「わたし」は、じりっじりっと「何か」に引き寄せられてゆく。逃げられない。終末、「わたし」と「何か」がひとつになり、世界は一色に染まる。そこは――「草の臥所」。緑の狂気が鮮やかに現前にひろがる。 表題作「草の臥所」と、「花を撒く」「鬼火」の二篇をおさめた作品集。

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