日本の文学賞

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泉鏡花文学賞 いずみきょうかぶんがくしょう

第5回(1977年)

文学賞小説戯曲

受賞者

2名
色川武大 いろかわ たけお 受賞

『怪しい来客簿』は、色川武大が日常の隙間に現れる奇妙な人物や記憶を清冽な文体で描いた連作短篇集。戦後の混乱、無頼の感覚、幻想めいた出会いが入り混じり、作者独自の世界を形づくる。

日常の裂け目から、奇妙で忘れがたい来客たちが姿を現す。

310ページ
幻想戦後無頼記憶短篇集
津島佑子 つしま ゆうこ 受賞

『草の臥所』は、津島佑子が女性同士の交友、別れた男への執着、性と愛の暗い揺れを強い身体感覚で描いた小説集。青く深い草のイメージが、孤独と欲望の沼地へ読者を誘う。

草のうねりの奥で、女たちの孤独と欲望がひびわれていく。

233ページ
女性身体感覚孤独欲望