日本の文学賞

← 受賞作品一覧に戻る
ぼくらのサイテーの夏 (講談社青い鳥文庫 244-1)

児童文芸新人賞

ぼくらのサイテーの夏 (講談社青い鳥文庫 244-1)

笹生陽子

『ぼくらのサイテーの夏』は、笹生 陽子による講談社から2005年に刊行された作品で、児童文芸新人賞の受賞作として知られる。創作童話・小説・ノンフィクション・詩・童謡の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

児童文芸新人賞ぼくらのサイテーの夏創作童話・小説・ノンフィクション・詩・童謡

作品情報

児童文芸新人賞で評価された『ぼくらのサイテーの夏』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。

『ぼくらのサイテーの夏』は、笹生 陽子による講談社から2005年に刊行された作品で、児童文芸新人賞の受賞作として知られる。創作童話・小説・ノンフィクション・詩・童謡の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2005-02-15
ページ数
312ページ
言語
日本語
サイズ
11.3 x 1.8 x 17.3 cm
ISBN-13
9784061486744
ISBN-10
4061486748
価格
737 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物

小学校最後の夏休み――。ぼくを待っていたのは、「プールそうじの刑」とあいつだった! 笹生陽子のデビュー作! 『きのう、火星に行った。』も読めるよ! ぼく、通称・桃井。6年生。「階段落ち」という危険なゲームをやった罰としてプールそうじをさせられることに。いっしょにそうじをするのは栗田。クールでどこか大人っぽいやつで、ちょっと気に入らない。ああ、ぼくの小学校最後の夏休みは「サイテー」になりそうな予感! 著者のデビュー作で、二人の少年のさわやかな夏を描いた表題作と、無気力少年の「本気」を探った第2作『きのう、火星に行った。』を収録。 第30回日本児童文学者協会新人賞 受賞 第26回児童文芸新人賞 受賞

レビュー

  • 夏休みの読書感想文に

    夏休みの宿題である読書感想文用に買いました。普段全く読書をしない小5男子ですが、意外とスラスラと最後まで読み切ることが出来ました。主人公が成長して行くために経た甘酸っぱい経験には、大人が読んでいても自分の思春期時代を思い出し胸が熱くなりました。この感じを息子がどれくらい読み取れているか、内容について話し合うのが楽しみです。

  • 対象年齢が難しい

    読書大好き5年女子には少し物足りなかったようです。

  • シンプルで心にしみる男子小学生の児童小説

    最低な夏休みから始まる少年のちょっと複雑な児童小説 この作品は、作者笹生のデビュー作だそうです。作品自体は1996年ですので 既に10年以上経った作品で最近の作品では無いものの古さを感じさせません。 ストーリー展開はかなり淡々と、反抗期を迎えつつある少年の 少しさめた視点が客観的でもあり面白い設定だなと思いながら読んでいました。 少し危険な遊びをした主人公が、4週間のプール罰掃除をこれまで知らなかった 友達、栗田と共に実施します。最初はよそよそしかったのですが、 友達栗田の厳しい現実に触れ、友達となります。この主人公、桃井も 父が単身赴任、「でき」の良い兄もすこし調子をくずし、母も 壊れつつある意外と不遇な環境です。このような環境下でも、 落ち込むこともなく、自然体でがんばる姿が心にしみます。 最後に転校していった栗田を再開するのですが、色々な 不遇なことに明るい兆しが見えてきて読後感も良い作品になっています。 色々な出来事が、小学生の視点から書かれてゆくという文書形態に 少し戸惑いましたが、作者がしっかりと構成を考えて居るみたいで とても自然な展開で気持ちよく読めました。主人公らの境遇は 客観的に考えるとかなり、厳しい状況ではあるのですが、 うまく乗り越える様がとても共感します。 手元の本も2007年で10刷とかなり売れています。 読みやすい少年作品としてとても良かったと思います お勧めです

  • ひと夏の・・・

    小学校最後の夏休み ぼくは学校でやった「階段落ち」の罰として 夏休み中 栗田と二人だけで プール掃除をする羽目になる。 のほほんと 過しているように見える 小学生たちも 家に帰れば 大なり小なり背負っているものがある。隠して生きていることもある。 簡単に言ってしまえば ひと夏を過して 成長していく少年達の物語だ。 でも読んでほしい。小学校6年の少年達にも。少し前に その時期を過した 少年少女達にも。大人にも。ほわっと 暖かい涙が出ます。

  • 思春期の男の子に読んでほしい!

    小6の息子のために買いました。まずは私が読みました。 大人なら2時間あれば読めます。幼稚だった6年生の男の子の内面が少しずつ変わって行き、大人の入り口にさしかかっていく様子が手に取るように伝わり、最後はその成長ぶりに涙が出そうでした。 我が子もこんな風に大人への階段を上っていくんだろうか、と寂しいような楽しみなような。 肝心の息子がどんな感想を聞かせてくれるか楽しみです。

  • おとなだから素直に読める。おとなだから読んで欲しい。

    大人となった今、納得しながら読める。 過ぎし日の幼年・少年時代が蘇る。その頃体験した喜・怒・哀・楽のすべてがちりばめられている。 時間がある時や、ふと息を抜きたいときに小難しい本を頭をフル回転させながら読むよりも、 なんのてらいもない児童文学を読むことで疲れた心を洗濯することは良いことだと思う。

  • 行間が多い・・・

    薄くて、行間が多い小説でした。 本好きな6年生の子どもが、わずか1時間ほどで読み終わってしまいました。 もう少し読み応えがある内容だったら良かったです。

  • 児童文学の面白さに気付かされた

    自分の子ども時代は読書が苦手で児童文学はほとんど読まずに大人になりました。 昨年の夏休み、子どもの夏の課題である「親子読書」をするために2冊購入。 話の続きが気になって、子どもが寝た後に最後まで読んでしまいました。 児童文学ってこんなにいろんなメッセージのこめられた読み物だったんだ?!と感激。 肝心の子どもの方はと言うと、親譲りの読書嫌いで、親子交代でようやく読み切った…と言う状態。 余談ですが、親子読書に2冊買いは良かったです。 小学校高学年ですが、読み飛ばしや読み間違えをかなりの箇所でしていました。 その都度注意しながら読み進めていったので本読みの練習にもなったと思います。

関連する文学賞