作品情報
紙書籍で確認できた版を基準に bookIdentifiers を補完した。
対象作「すべてがFになる」の紙書籍版を確認し、識別子を補完した。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1996-04-01
- ページ数
- 369ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061819016
- ISBN-10
- 4061819011
- 価格
- 2306 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
14歳のとき両親殺害の罪に問われ、外界との交流を拒んで孤島の研究施設に閉じこもった天才工学博士、真賀田四季。教え子の西之園萌絵とともに、島を尋ねたN大学工学部助教授、犀川創平は1週間、外部との交信を断っていた博士の部屋に入ろうとした。その瞬間、進み出てきたのはウェディングドレスを着た女の死体。そして、部屋に残されていたコンピュータのディスプレイに記されていたのは「すべてがFになる」という意味不明の言葉だった。
1957年愛知県生まれ。現在、国立某大学の工学部助教授。
レビュー
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煙草を吸いたくなる
わからないイライラを鎮めるために、納得して物思いに耽るために、煙草を吸いたくなった。すべてがFになった。
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内容は大変面白い
言わずもがなの有名な作品ですので、トリックをはじめ、内容は大変楽しめました。 ただ、文章が明らかに粗雑なのが、玉に瑕だと思います。例えば「〇〇は旨い煙草を吸った」というような表現が多数ありますが、煙草は吸ってうまいと感じるものであり、読者目線からすれば「旨そうにタバコを吸った」とかでいいのでは・・・とか一人で突っ込んでしまった。 その他、素人が読んでも表現上改善すべき余地が多々目についてしまい(編集者が指摘してあげればいいのにと思ってしまった)、そのせいで読みにくさを感じてしまったので、星は4つです。
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すべてが喜怒哀楽になる
初めて手に取った森博嗣作品。 1週間かけて、じっくりと言葉の密度と構造の妙を味わいながら読み進めた。 濃密なプロットの中に織り込まれた深い思索。 そして密室殺人という古典的装置の中で解き明かされる謎は、見事な爽快感をもたらしてくれた。 なかでも胸を打たれたのは、博士の言葉だ。 「死んでいることが本来の姿であり、生きていることこそが異常」 この一節が、私の中で眠っていた哲学的思索を強く喚起した。 目の前にあるこの現実は、ありふれているようで実は奇跡的な連続だ。 遥かな時間をかけて築かれた世界の上に、先祖たちが絶やすことなくつないできた「血」があり、その延長線上に今の自分がいる。 生きているという、この一瞬一瞬の“奇跡”。 そしてその奇跡の中で、この作品と出会い、言葉に触れたことの奇跡。 それらがすべて、自分の中で血肉となり、知識の結晶となっていくのを感じている。 博士の天才的な思索と、森博嗣という作家が生み出す言語の深度。 それが、私の内面にじわじわと染み渡ってくる。 その喜びを、今、静かに噛みしめている―― そして、これからも。
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理系もの?って思ってたけど‥
初めから、難しい感じがし、とっつきにくいな〜、読むのやめようかなあ〜 って思ってました。 が、話が進むにつれ、読みたい、読みたいが止まらない! いやあ、久々に読後感良し! いろんなジャンルに挑戦する勇気をもらいました。
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それなりに面白かった
犯人やトリックに対しては思うこともあるし、主人公達のご都合主義もどうかな?と思うところもあるけど、それなりに楽しめた。天才、って表現は便利だな。
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真賀田四季の厳重隔離された部屋から、ウェディング・ドレスをまとい、両手両足を切断された死体がこちらに向かってきた!
密室ともいうべき孤島・妃真加島の中の、密室ともいうべきハイテク研究所・真賀田研究所の中の、これは正真正銘の完全な密室である地下2階の窓のない部屋に厳重隔離され、部屋の外に出ることを許されない生活を15年間、送ってきた天才プログラマーにして工学博士の真賀田四季。彼女は14歳の時、両親殺害の容疑で起訴されたが、無罪の判決を得て以来、ここに閉じ込められているのです。 その四季の部屋から、ウェディング・ドレスをまとい、両手両足を切断された死体がこちらに向かってくるではありませんか。 その後、四季の叔父である研究所長の新藤清二、さらに、副所長の山根幸宏の殺害死体が発見されます。 偶然、島を訪れていたN大学工学部建築学科助教授・犀川創平と、その教え子である建築学科1年の西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人の謎に挑みます。 半分ほど読み進んだ時点で、これぞ犯人と私は膝を打ったのだが、見事外れでした(涙)。 『すべてがFになる――THE PERFECT INSIDER』(森博嗣著、講談社文庫)は、理系の理系作家による理系人間のための推理小説です。 文系人間である私が大きくのけ反る結末が、最後の最後に待ち構えていました。
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ちょっと期待外れ
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、やはり古い作品なので最近のゲームとかに親しんでる人だとちょっと肩透かしを食うかなと思いました。 奇抜な死体の登場シーンでグッと物語に引き込まれ、そのまま終盤まで一気に読めました。
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絶対読むべき本
文章の書き方、すごく勉強になります。
関連する文学賞
- メフィスト賞 第1回(1996年) ・受賞