作品情報
マレー半島を走る列車の旅情の中で、火村とアリスの推理が静かに軌道へ乗る。
『マレー鉄道の謎』は、有栖川有栖の国名シリーズの一作。マレー半島を舞台に、作家アリスと火村英生が鉄道と旅の空気をまとった事件に挑む。
レビュー要約
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旅情と論理のバランスが魅力で、シリーズ読者には火村とアリスの掛け合いも楽しめる。舞台設定の開放感に対して、謎そのものは端正に組まれている。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2002-08-01
- ページ数
- 385ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061822702
- ISBN-10
- 4061822705
- 価格
- 1 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
錯綜するロマンスが紡ぐ殺人に京介が挑む!シルク王の失踪が呼び起こした悲劇。あまりに深く儚い愛の因縁を探して京介は東奔西走する。エキゾチックな舞台にオールスターキャストが集結。シリーズ最新作!
■篠田真由美(しのだまゆみ) 1953年、東京本郷生まれ。早稲田大学第二文学部卒。専攻は東洋文化。91年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補となり、翌年、東京創元社より刊行。中井英夫氏らの注目を集めた。建築探偵桜井京介のデビューは94年。以来、絢爛たる悪夢を内包する館たちのために京介、蒼、深春らは走り、成長する。 またさらに『彼方より』『この貧しき地上に』(全3巻/以上いずれも小社刊)『龍の黙示録』『東日流妖異変』(祥伝社)などでも圧倒的な美学を披露。著書は他に『堕とされしもの』(徳間デュアル文庫)、『幻想建築術』(近刊予定/祥伝社)などがある。
レビュー
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ついていけない
昔読んだ本を思いついて図書館で借りました。 犯人も忘れていましたが、最後まで読んでも犯行動機が薄く、どうりで印象に残ってないはずだと思いました。 今までの登場人物の同窓会という感じで、ミステリーを解くより、キャラがわいわいと賑やかし、いちゃいちゃしているページが無駄に長く、全員が軽井沢やタイにぞろぞろ移動する意味もよくわからず、各キャラが好きな固定ファン向けのサービス本という印象です。 成人過ぎた美少年の頬に既婚男性が不意にキスをし「桃のようだ」とか、腐女子向けです。 以前読んだときは10代だったのでそんなに気になりませんでしたが、京介や深春の年齢も越えてしまうと、 それなりの有名私大卒業または在籍設定しながらフリーターで、日本の外食は不味いとか上から貴族目線なキャラがいくら人柄がよかろうと美しかろうと魅力は感じないです。 建築探偵といっても肝心の建築はやたら美麗な表現をされてるだけでミステリーにはほとんど関係ないし、その建築探偵も「僕は棄権します」とか言ってるし、途中から斜め読みして3時間かかりましたが、時間がもったいなかったなあ。
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久しぶりの全員集合
京介シリーズを待ち望んでいた人にとっては 嬉しい1冊です。 今回の舞台はタイで、京介たちもタイに飛びます。 久しぶりに神代教授も活躍してくれるし、 蒼・深春・京介3人揃って行動してくれます。 読んでいると、タイについても少し興味も沸いてきます。
関連する文学賞
- 日本推理作家協会賞 第56回(2003年) ・受賞