日本の文学賞

← 日本推理作家協会賞に戻る

日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう

第56回(2003年)

推理小説

受賞者

2名
浅暮三文 あさぐも さんぶん 受賞

浅暮三文による幻想味の強いミステリ。石の内部に入り込むような奇妙な感覚を通じて、現実の境目が揺らぎ、蜘蛛の巣めいた関係と謎が読者を絡め取る。

石の中へ沈みこむような感覚が、現実の輪郭をほどき、蜘蛛の巣のような謎を広げる。

202ページ
幻想ミステリ現実の揺らぎ蜘蛛閉塞感
有栖川有栖 ありすがわ ありす 受賞

作家アリスと火村英生がマレー半島を走る鉄道の旅で事件に出会う本格ミステリ。旅情、密室的な列車空間、論理的な推理が結びつき、異国の風景の中で謎が組み上がる。

マレー半島を走る列車の旅情の中で、火村とアリスの推理が静かに軌道へ乗る。

385ページ
本格ミステリ鉄道旅火村英生異国の風景