作品情報
敗戦後の港町を背景に、無頼の青春と異国的な恋の記憶が重なっていく。
横浜と神戸を舞台に、放蕩、賭博、酒場、異国的な出会いを通して一人の男の青春と恋を描く、樋口修吉の処女長編。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1988-04-01
- ページ数
- 269ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061841987
- ISBN-10
- 406184198X
- 価格
- 100 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
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レビュー
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知らざれる名作
冒頭は吉屋信子著『びるぜん昇天』を思わせますが、その後のストーリー展開は、どっぷりと世俗に浸かってギラギラしていて、趣が全く違っていました。むしろ、駐留米軍がよく登場するせいか、イ・ジン著『ギター・ブギー・シャッフル』とイメージが重なって面白かったです。 ただ、肝心の「ジェームス山」という場所が、李蘭の家の中を除いては、ほとんど登場しません。この本が、非常に面白いにもかかわらず知名度が高くないのは、そのせいかも知れません。
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