日本の文学賞

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ジェームズ山の李蘭 (講談社文庫 ひ 16-1)

小説現代新人賞

ジェームズ山の李蘭 (講談社文庫 ひ 16-1)

樋口修吉

敗戦後の横浜で放蕩とスタッド・ポーカーに明け暮れた男が、神戸へ移り、脱走米軍将校と酒場を営む日々を経て、謎めいた中国人女性・李蘭と出会う恋愛小説。

戦後横浜神戸ポーカー無頼の青春李蘭との恋

作品情報

敗戦後の港町を背景に、無頼の青春と異国的な恋の記憶が重なっていく。

横浜と神戸を舞台に、放蕩、賭博、酒場、異国的な出会いを通して一人の男の青春と恋を描く、樋口修吉の処女長編。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
1988-04-01
ページ数
269ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784061841987
ISBN-10
406184198X
価格
100 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

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レビュー

  • 知らざれる名作

    冒頭は吉屋信子著『びるぜん昇天』を思わせますが、その後のストーリー展開は、どっぷりと世俗に浸かってギラギラしていて、趣が全く違っていました。むしろ、駐留米軍がよく登場するせいか、イ・ジン著『ギター・ブギー・シャッフル』とイメージが重なって面白かったです。 ただ、肝心の「ジェームス山」という場所が、李蘭の家の中を除いては、ほとんど登場しません。この本が、非常に面白いにもかかわらず知名度が高くないのは、そのせいかも知れません。

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