日本の文学賞

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晶子曼陀羅 (講談社文芸文庫 さE 1)

野間文芸賞

晶子曼陀羅 (講談社文芸文庫 さE 1)

佐藤春夫

『晶子曼陀羅』は、佐藤春夫による伝記的小説。与謝野晶子、与謝野寛、山川登美子をめぐる詩と愛の関係を、佐藤自身の明星派への親近感と深い共感を通じて描く。近代短歌の熱と人間関係の陰影を重ねた作品で、佐藤春夫晩年の代表的な文学的評伝である。

与謝野晶子近代短歌文学的評伝明星派

作品情報

晶子、寛、登美子の詩と愛が、近代短歌の曼陀羅のように交差していく。

『晶子曼陀羅』は、佐藤春夫の長編小説で、1954年に大日本雄弁会講談社から刊行された。与謝野晶子、与謝野寛、山川登美子の関係を、近代短歌と恋愛の歴史として描く。講談社文芸文庫版は1993年11月2日刊行、ISBN 9784061962484、ISBN10 4061962485 が確認でき、紙の和書では ISBN10 と同じ番号を ASIN として扱える。同版には、完結後に寛の長詩をもとに三者の愛をさらに考察した「ふたなさけ」も併録されている。

レビュー要約

  • 佐藤春夫が若き日に影響を受けた晶子たちの世界を、深い共感をもって語り直した名篇として紹介されている。伝記的事実だけでなく、詩人たちの内面と愛の形を文学として描く点が評価されている。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
1993-11-01
ページ数
324ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784061962484
ISBN-10
4061962485
価格
740 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

第6回(1954年) 讀賣文学賞小説賞受賞

レビュー

  • 「ふたなさけ」が付いていたのは良かった。

    小説の始まりは、唐の白楽天の「長恨歌」からで、関心を持った。その後、与謝野鉄幹・晶子・登美子の三角関係になり、佐藤春夫は、三人の短歌から、この小説を書き上げた点、興味深かった。若くして亡くなってしまう登美子が哀れであった。日が昇りゆく晶子に比して、鉄幹が沈みゆく夕日のようであり、対照的だった。小説の後、佐藤春夫の「ふたなさけ」が付いていたのが良かったと思う。

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