源氏物語を江戸から読む
野口武彦が『源氏物語』を江戸期の読解や注釈文化から読み直す評論です。古典を固定された名作としてではなく、後世の読者が作り替えてきた生きたテキストとして捉えます。
源氏物語江戸文学古典受容評論
作品情報
江戸の読者の目を通して、『源氏物語』が別の姿を見せる。
野口武彦が『源氏物語』を江戸期の読解や注釈文化から読み直す評論です。古典を固定された名作としてではなく、後世の読者が作り替えてきた生きたテキストとして捉えます。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1985-07-01
- ページ数
- 237ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062018401
- ISBN-10
- 4062018403
- 価格
- 550 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 源氏物語を江戸から読む : 野口 武彦: 本
レビュー
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江戸時代の日本人の読み方を知るのも面白い。
おもしろかった。源氏物語は物語としても面白いが、成立背景や紫式部の現実生活についての本も興味が尽きない。 この本のように、江戸時代の日本人のこの物語に対する理解、態度を知ることもとても楽しい。おすすめです。
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近世における『源氏物語』
徳川時代の『源氏物語』受容について、評論風に書かれた書。読んで面白い。私はこの題名に倣って『夏目漱石を江戸から読む』を書いたものである。その後、近世における『源氏物語』研究、紹介も進んでいるが、この本で『源語提要』という注釈書を村田春海著としているのは間違いで、五井蘭洲の著であるから注意されたい。
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江戸時代『源氏物語』の受容と普及の鳥瞰図
江戸時代における『源氏物語』の受容と普及を鳥瞰図的に述べている。本居宣長は著名であるが、他の有名な作家たち---例えば井原西鶴---以外も紹介している。私は『風流源氏物語』について知りたかったが、こちらの作品も網羅されている。もちろん他にもっと専門的なものもあるが、そちらの本は高価である。これは国文科でない者にとり、とても役に立つものである。こうした幾つかの点からみて、本書をお薦めする次第である。
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なるほど
なるほど、その時代にはそういう見方をするのか、考えさせられました。