作品情報
共同体の光と影を見つめ、人の誇りが試される場面を描く長篇。
講談社から刊行された吉目木晴彦の長篇小説。共同体に息づく結びつきと、そこから生じる息苦しさを同時に描き、個人が何を守り、何を引き受けるのかを問いかける。
レビュー要約
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共同体を美化するだけでなく、その内側にある緊張を凝視する長篇として受け止められる。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1991-03-01
- ページ数
- 209ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062052863
- ISBN-10
- 4062052865
- 価格
- 200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
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レビュー
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島根県、1986年
『群像』1990年11月掲載の長篇、平林たい子文学賞受賞。 時期は1986年頃、島根県の北のほうにある周美という架空の町を舞台にして、人々の姿を描いている。おそらくモデルは当時の鹿島町、原発のある町で、地方政治家や銀行員などの人生を描き、杉原千畝にビザを貰ったというポーランド人神父も登場する。吉目木の作としては『ルイジアナ杭打ち』や「寂寥郊野」には及ばない。
関連する文学賞
- 平林たい子文学賞 第19回(1991年) ・受賞