書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1995-03-01
- ページ数
- 220ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062075640
- ISBN-10
- 4062075644
- 価格
- 663 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第17回野間文芸新人賞受賞! 故郷に生かされる。生きていく孤独は抱えながらも故郷に根を下ろそうとする人間の力強い生命力を描く作品集 廃坑の町を棄て、人を不幸にした負い目を抱きながら少年は都会に出ていった。いま中年になって、生きていく孤独は癒えない。故郷の土地の匂い、山の息吹が無性に懐しい。呼び戻されるように帰った故郷は、しかし逞しい変貌の中にあった。その活力を受けて、帰郷者はこの地に根を下ろし始める。
1949年、福岡県生まれ。中央大学経済学部卒業。76年、初めての小説「湿地」を「三田文学」に発表。作品集『河口へ』(92年)、長篇『前へ、進め』(93年)が野間文芸新人賞の候補となる。
レビュー
-
W村上の後に出て来た作家としてどうなのか
文章がかなり古風な意味での文学臭を含んだものになっている。なるほど確かに読めば、ああ、これこそ小説の文章だ、文学らしい文章だ、と思うのだが、この作者はいつの人なのか。第三の新人や内向の世代あたりの作家であれば、これで許されるだろうが、この作者はW村上とほとんど同時代の人である。それにしては言葉があまりにも古い。
関連する文学賞
- 野間文芸新人賞 第17回(1995年) ・受賞