作品情報
『家族シネマ』は、受賞作として読まれてきた作品の核を静かに伝える一作です。
柳美里『家族シネマ』は、芥川龍之介賞の文脈で評価された作品です。物語、評論、詩歌、記録文学など作品形態は対象ごとに異なりますが、ここでは作品名と著者を軸に、単独作品としての魅力が伝わるよう紹介します。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1997-02-01
- ページ数
- 159ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062086073
- ISBN-10
- 4062086077
- 価格
- 1320 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第116回芥川賞受賞。 日本文芸界最強最大の新人が放つ本格純文学。 こなごなに砕け散ったメンバーがつくろうかりそめの家族の映像。家族を演出することが家族なのか。現代の孤独な人々の喧騒を鋭い文体で描ききる大型新人の問題作。
昭和43年、神奈川県生まれ。昭和59年横浜共立学園高校1年中退。東京キッドブラザースを経て、昭和63年、青春五月党を結成。 平成5年、「魚の祭」で第37回岸田国士戯曲賞受賞。平成8年、最初の小説集『フルハウス』(文藝春秋)で第24回泉鏡花文学賞、第18回野間文芸新人賞受賞。平成9年1月、2冊目の小説集である本書『家族シネマ』(講談社)所収の「家族シネマ」(群像・平成8年12月号)で第116回芥川賞受賞。戯曲作品に『静物画』『向日葵の柩』(而立書房)『Green Bench』(河出書房新社)新装版『魚の祭』(白水社)。エッセイに、『家族の標本』(朝日新聞社)、『柳美里の「自殺」』(河出書房新社)、『私語辞典』(朝日新聞社)、『窓のある書店から』(角川春樹事務所)。近刊に自伝的エッセイ『水辺のゆりかご』(角川書店)がある。
レビュー
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。助かりました
。助かりましたで安価で本欲しかった
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良く理解できなかった。
良かったと思うが、自分の育った環境がどこまで人に理解してもらえるかは不明です。
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芥川賞作品
表題作の家族シネマは、柳美里さんの芥川賞作品。 ばらばらになっていた家族が、家族の映画を撮るということで一堂に会するという話。 長女の素美は、撮影に乗り気でない。それでも、撮影はなし崩しに進められていく。 印象に残った言葉は、 「家族なんてどっちにしたってお芝居なんだからね」 「私の家族は二十年前とは違う別のかたちの崩れ方をはじめたようだ」 「この三年間で家族の頸木から解き放たれたと思っていたが、わずか数日で私はふたたび繋がれてしまった」 「素美、自分の保険証持ったら、家から抜けられたってことよ」 「これであんたもひとりになれたわね、家を抜けられたのよ」 などである。 登場人物のキャラクターは、みんな非常に個性的で面白い。 私が思うに、この小説は主人公の素美が家族との再会をきっかけに、本当の意味で独り立ちするという話なのかな、そんな気がした。
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陰鬱。
『家族シネマ』は1996年の芥川賞受賞作です。 バラバラになってしまった家族が、映画の中で家族を演じるという奇抜なテーマですが、主人公素子の陰鬱な日常と交互に描かれます。 この作品を初めて読み通したのですが、読む前に抱いていた感を新にしました。 純文学の行き詰まり、といいますか、閉塞感のようなものです。 現代アートが陥っている状況に似ているかともしれません。 『家族シネマ』『真夏』『潮合い』の3作が納められていますが、良く似た感じの作品でした。 受け付けない人もいるかもしれません。
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つまらない
つまらなかった。 終始家族ドキュメンタリー映画の撮影だけで物語を動かしていたなら、もう少し面白くなっていただろうが、このときの柳にはその筆力がなかったのだろう。 変態の老陶芸家との交流の件など、何のための場面なのかわからなかった。 私は古本で手に入れたのだが、絶版であることも納得だ。
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家族シネマ
柳美里先生のファンで購入しましたが、まだ全文読んでいません。 在宅看護の授業の参考にさせていただきたいと思います。
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つまらない
まず冒頭のシーンで(私だけかもしれませんが)状況が飲み込めず混乱しました。この家族のあり方から始まり、全体的に現実離れをしていてしっくりと来ませんでした。これが村上春樹氏のような筆力があれば読者を引っ張っていけるのでしょうが。
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小説は出だしがつかめないと無理です
第116回(平成8年度下半期)に 芥川賞を受賞した作品です。数ページ読んでみてめっちゃ読みづらいでした。場面設定が把握できません。場所はどこ?,何しているの?,だれと誰が出て関係は?小説は出だしがつかめないとわたしには無理です。読むのを止めました。