作品情報
文学作品として受賞歴を持つ「変身 放火論」。
「変身 放火論」は多田 道太郎による文学作品です。講談社から1998年に刊行が確認でき、受賞対象として扱われています。作品の性格は賞の対象分野に沿っており、読者は文学として読むことができます。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1998-10-01
- ページ数
- 288ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062093019
- ISBN-10
- 4062093014
- 価格
- 3041 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/評論・文学研究/日本文学研究
人はなぜ火を放つのか? 『八百屋お七』から『ノルウェイの森』まで、古今の文学に匿(かく)された「放火」の系譜を追い、日本人の魂の修羅に出会う異色傑作評論 放火への願望 放火への逃避 放火への陶酔 火事になればまた吉三に逢えるという因果律でお七は放火したのでしょうか。胸の奥に恋と火とが燃えており、その火をお七はヒョイとどこかへ(一説によると梯子箪笥の中へ)投げいれたのではないでしょうか。お七の火は情熱の変身したものでした。──本文(八百屋お七)より
1924年、京都生まれ。評論家。京都大学名誉教授。49年京都大学文学部仏文科卒業後、同大学人文科学研究所にて桑原武夫の『ルソー研究』(朝日賞)をはじめ多数の共同研究に参加。78年、『クラウン仏和辞典』の編纂により、第32回毎日出版文化賞受賞。独創的な日本文化論、東西文明批評に定評がある。著書に『多田道太郎著作集(全6巻)』(筑摩書房)、『「悪の花」全註釈』(共編著、京都大学人文科学研究所)など多数。
関連する文学賞
- 伊藤整文学賞 第10回(1999年) ・受賞