日本の文学賞

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多田 道太郎

ただ みちたろう

Tada Michitaro

プロフィール

性別
男性
生誕
1924-12-02 (京都市, 京都府, 日本)
死没
2007-12-02 83歳
国籍
日本
言語
日本語, フランス語
居住地歴
京都市(出生地) → 香里団地(長年居住)

経歴

職業
フランス文学者, 評論家, 翻訳家, 大学教授
活動期間
1949年〜2007年
所属
京都大学人文科学研究所, 明治学院大学, 武庫川女子大学生活美学研究所, 神戸山手大学環境文化研究所
所属団体
現代風俗研究会(創設・第2代会長)
影響を受けた人物
ボードレール, ロジェ・カイヨワ, 桑原武夫, 鶴見俊輔

学歴

京都大学
文学部 / 文学科(フランス語・フランス文学専攻)
学位: 学士
期間: 1940年代 - 1949年
卒業年: 1949
国: 日本
1949年3月卒業

受賞歴

毎日出版文化賞
1978
対象作品: クラウン仏和辞典
部門: 企画部門
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
京都市文化功労者
1997
主催: 京都市
結果: 受賞
伊藤整文学賞
1998
対象作品: 変身放火論
部門: 評論部門
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 『クラウン仏和辞典』は、フランス語学習者と一般読者に向けた仏和辞典である。基本語から時事語、豊富な用例までを収め、長く改訂を重ねて使われてきた学習辞典として位置づけられる。

    フランス語の語義と用例を広く収めた、学習仏和辞典の定番。

    1776ページ
    仏和辞典フランス語語学学習用例
伊藤整文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 変身 放火論

    「変身 放火論」は多田 道太郎による文学作品です。講談社から1998年に刊行が確認でき、受賞対象として扱われています。

    文学作品として受賞歴を持つ「変身 放火論」。

    288ページ
    文学受賞作

作品

代表作

複製芸術論

1962年 美学・批評

芸術の複製とメディアによる変容を論じた評論。技術や複製が芸術の価値や鑑賞に与える影響を考察する。

芸術の複製メディア論美学

しぐさの日本文化

1972年 文化論・風俗研究

日本人の日常的なしぐさや所作を通して日本文化の特質を読み解く評論。礼儀や身体表現を文化論の観点から分析する。

日本文化身振り・しぐさ日常生活礼儀

遊びと日本人

1974年 文化論・人間学

遊びの文化的機能や日本人の遊びに関する考察を通じて社会の構造や価値観を探る。

遊び論文化と社会価値観

風俗学 路上の思考

1978年 風俗学・評論

路上や日常の風景を観察しながら、現代日本の風俗や文化的変容を論じるエッセイ集。

風俗研究日常観察都市文化

変身放火論

1998年 評論・文化論

個と社会の変容や文化的な〈変身〉を主題にした評論集。1998年に伊藤整文学賞(評論部門)を受賞した。

変身文化批評現代日本

全著作

  • 複製芸術論(1962)
  • 管理社会の影 複数の思想(1971)
  • しぐさの日本文化(1972)
  • 遊びと日本人(1974)
  • 物くさ太郎の空想力(1978)
  • 風俗学 路上の思考(1978)
  • 日本語の作法(1979)
  • 自分学(1979)
  • ことわざの風景(1980)
  • 文章術(1981)
  • 本棚の風景(1981)
  • 身辺の日本文化(1981)
  • 変身放火論(1998)
  • 多田道太郎著作集(全6巻、1994)

作家による翻訳

  • 死の都ブルッヘ(ジョルジュ・ローデンバック共訳、1949)
  • 美学入門(アンリ・ルフェーブル、1955)
  • フランス革命史(ジュール・ミシュレ 共訳、1968)
  • 遊びと人間(ロジェ・カイヨワ 共訳、1971)
  • みっともない人体(バーナード・ルドフスキー 共訳、1979)
  • ジェスチュア:シグサの西洋文化(デズモンド・モリス 共訳、1981)

作風・主題

文体
評論的・学術的でありながら平易で読みやすい文体観察に基づく記述と理論的考察の併用跨学際的(文学・美学・社会学)
頻出モチーフ
日本文化身振り・しぐさ日常性美学大衆文化言語と響き

健康

  • 肺炎
    2007年
    肺炎により死去(死因)

評価・遺産

フランス文学研究と美学、風俗研究を横断した評論・研究で知られる。『しぐさの日本文化』などを通じ、日常の所作や大衆文化に関する洞察を示し、日本の文化論・風俗学に大きな影響を残した。主要著作は全6巻の著作集にまとめられている。

関連学会

  • 現代風俗研究会

資料所蔵先

  • 京都大学人文科学研究所(所蔵・関連資料)
  • 国立国会図書館(所蔵)

大衆文化への影響

  • ジャン=ポール・サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワール来訪のエピソードが伝わる

豆知識

  • 1924年12月2日生まれ、2007年12月2日に没。生没同日であった。
  • 1966年にサルトルとボーヴォワール来日時に来訪した記録がある。
  • 1978年の『クラウン仏和辞典』(共編)で毎日出版文化賞(企画部門)を受賞。
  • 主要著作は『多田道太郎著作集』(全6巻)にまとめられている。