日本の文学賞

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ぼくたちのリアル

児童文芸新人賞

ぼくたちのリアル

戸森しるこ

小学五年生のアスカは、隣に住む人気者のリアルと転校生のサジと同じクラスになる。リアルへの劣等感や、二人が抱える事情に向き合うなかで、子どもたちは互いを知り、成長していく。

児童文学友情人気者トラウマ成長

作品情報

人気者の友だちをまぶしく見つめる少年が、相手の秘密と自分の弱さに出会う物語。

講談社から刊行された児童文学作品。NDL サーチ、JBBY、出版書誌データベースで紙書籍として確認し、ISBN-13 と ISBN-10 が一致する。Amazon JP の直接ページは確認できなかったため、紙書籍の ISBN-10 を ASIN として補完した。

レビュー要約

  • 友情や劣等感、家庭の事情を小学生の視点から描く作品として紹介され、子どもたちが互いを理解していく過程が読みどころになっている。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2016-06-09
ページ数
226ページ
言語
日本語
サイズ
13.7 x 2 x 19.5 cm
ISBN-13
9784062200738
ISBN-10
4062200732
価格
1430 JPY
カテゴリ
本/絵本・児童書/読み物

そいつの名前は秋山璃在。(リアル)ぼくたちの学年で、リアルを知らないやつはいない。なぜって?リアルはすごいやつだから。学年一の人気者。ナンバーワンでオンリーワン。性格は明るくてお調子者。校内でかわいいといわれる女子は、いつもきまってリアルとうわさになる。人気子役との恋がこじれた合唱祭、家族の悲しい過去、いじめ……。ぼくたちは、少しずつちがう。だから支え合える。三人の少年の忘れられない夏の友情物語。 そいつの名前は秋山璃在(リアル)。 スポーツ万能。性格良好。顔がかっこよくて、気もきくから女の子にももてる。勉強も絵も書き初めも、カラオケだって、何をやらせても誰よりもできてしまう学年イチの人気者。幼なじみの渡(わたる)は、平凡な自分と比べて、そんな璃在(リアル)に昔からコンプレックスを感じていた。 しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生の来訪によって、運命の日がやってきたのだった。 人気子役との恋がこじれた合唱祭、リアルの家族の悲しい過去、サジへのいじめ……。それぞれ助けあいながら、三人は次第に友情を深めていく。 出席番号一番、秋山璃在。二番、飛鳥井渡。三番、川上サジ。三人ですごした五年生の春と夏の思い出。ぼくたちは、少しずつちがう。だから支え合える。三人の少年の忘れられない夏の友情物語。

1984年 埼玉県生まれ。 武蔵大学経済学部経営学科卒業。 東京都在住。本作の『ぼくたちのリアル』は、 第56回講談社児童文学新人賞受賞作。 1965年、東京都生まれ。 挿画や装画を担当した作品に『バッテリー』シリーズ(教育画劇、KADOKAWA)、『チャーシューの月』(小峰書店)、『クリオネのしっぽ』『すし食いねえ』(以上、講談社)、『先生、しゅくだいわすれました』(童心社)、『蒼とイルカと彫刻家』(佼成出版社)など多数。

レビュー

  • 子供ってすごい!

    いいお話しでした

  • 現代を生きるために

    小学生の高学年の子供に読ませたい本です。特に現代を生きる小学生には。世相をよく反映していると思います。

  • 佐藤真紀子さんのイラストも好き♪

    購入の動機、その半分は表紙に惹かれて…。 ですが、楽しく読めました(^o^) 同性愛でも一般的なBL小説とは違いますし 私は若くありませんが、 若い方々にお勧めしたい一冊です☆

  • べつにBLだとは思わない。

    少しネタバレ含みます↓ 主題は友情の物語だと思うので、BLではないと思う。 現実味はないけれど、何でもできて誰からも好かれて一目おかれるリアル、という友達とそれに対する主人公の気持ちの動きについては、物語として面白かった。 ただ、この一冊で終わるには、それぞれの人物の掘り下げが物足りなく感じた。リアルについてももっと知りたい部分が残った。 また、サジのキャラクターがいまひとつ掴めず、幼いのか、それとも達観してしまっているのか…前の学校でつらい思いしてきた割には?等々、リアリティーがない便利キャラに思えてしまった。

  • せつない出会いと別れ

    子どものために買ったのですが私の方が夢中で読了してしまいました。 確かに内容的には中学生くらいのませぶりなのですが読み進むうちに不自然な感じは取れ、 小学5年生の設定にも納得していきます。 新学期に出会った3人の男の子たちがお互いに影響を与えながら成長してゆく。 突然の別れに読み終わっても寂しさがつきまといますが、そこは未来のある小学生です。 見事に描ききった筆力と一気に読ませる作者の実力に感服しました。 大人にもお勧め。純文学作品としても傑作です。

  • 全体的に浅い描写

    いかにも大人が子供のつもりになって書いたような文章。登場人物は小学生よりも中学生のような印象を受ける。 起こる出来事が印象的に書かれていないために場面場面がどうもあっけない感じがする。特に放送室の展開はよく意味がわからなかった。ジャックする必要も帰りの放送の音楽を変えただけで何で先生たちが罰を与えるのか。 ただ後半でわかるサジの秘密は、こういうこともあるということを子供達に教えるにはいいきっかけになる児童文学ではあると思う。

  • 子どもたちに読ませたい本です。

    児童文学として、娘の感想文のために読みました。この世代の子どもに考えてもらいたいナイーブな内容がうまく物語の中で描かれていて、大人の私自身、いろいろ考えさせられました。

  • 今の世代の子どもたちの本

    この本を読んで、時代は変わったんだと感じました。 守ってあげたい女の子が出てきた時代、家に帰るとお母さんがいる設定ばかりの時代、家庭が複雑な子は問題児で描かれた時代。 親は大人として描かれていた時代。 そんなしばりを外した子どもの世代から想像したリアルな人が出てくる作品。 リアル君の事を設定が漫画のようだと書いてる方がいたけれど、これがダメならハリーポッターもダメよね? 我が子が借りてきた中にあった一冊。 今の10代はこういうのを読んでるのかと勉強になりました。

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