日本の文学賞

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汝、星のごとく

吉川英治文学新人賞

汝、星のごとく

凪良ゆう

瀬戸内の島で出会った二人の恋と成長を描く、長く響く青春恋愛小説。

恋愛小説青春家族地方

作品情報

孤独を抱えた二人の時間が、少しずつ未来を変えていく。

講談社刊。島の高校生たちの恋と葛藤を通して、愛と生き方を見つめる長編。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2022-08-04
ページ数
352ページ
言語
日本語
サイズ
14 x 2.7 x 19.5 cm
ISBN-13
9784065281499
ISBN-10
4065281490
価格
1760 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

☆2023年本屋大賞受賞作☆ 【第168回直木賞候補作】 【第44回吉川英治文学新人賞候補作】 【2022王様のブランチBOOK大賞】 【キノベス!2023 第1位】 【第10回高校生直木賞候補作】 【ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 第3位】 【今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」12月号)】 【第2回 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 ノミネート】 【未来屋小説大賞 第2位】 【ミヤボン2022 大賞受賞】 【Apple Books 2022年 今年のベストブック(フィクション部門)】 などなど、賞&ノミネート&ランクイン多数! その愛は、あまりにも切ない。 正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。 本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。 ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。 ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。 ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

【凪良ゆう(なぎら・ゆう)】 京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。本書は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。

レビュー

  • 人生の熱い瞬間を鮮やかに

    期待を裏切らない。 この人は人生何周かしているのだろうか。高校生から老人と呼ばれる年齢まで、人の一生の緩やかなところと熱い瞬間を確実に描き出しながら、それが年齢を重ねるにつれて、鮮烈であるがまま、いつでもその時に戻れるものと、それが時間と共に変わっていく様子がこの二冊の物語で読めてしまう。読めてしまうんだよ、人生の深淵が。 この方の中から溢れてくるものがすごいのだろうな。人は経験したことしか書けないと思うのだよね。もしくは見聞するか。いろんなことがあったんだろうなあ。 ということを思わせる。 とにかく読むのが止まらなくなる。ひりひりしながら、しあわせになったり、かなしくなったり、どうしようもない選択を迫られたりしながら進んでいく。ヒューマニズム的感動というのだけでは表せない何かを感じる。 一気に読むのをおすすめする。

  • 恋愛小説を越えたヒューマン(人間)物語である。

    暁美と櫂、17歳高校生二人の出会いはふとした事から始まる。運命的な接点はやがて互いに不幸と思われる様な重い荷物を背負いながら恋愛模様が描き綴られる。凪良ゆうが二度目の本屋大賞を受賞した恋愛小説。プロローグが始まり、えっ!これは何?意味が分からない…。そこから長い本編が動き出す。人を愛する事、人に恋する事とは、何故、そんなにも理屈が真実が必要なのか?素直に真剣に、しかしやがて自分に嘘をつき偽る…。 風光明媚な瀬戸内の島を舞台にした、二人の恋愛物語は、様々な糸を織り成しながら複雑に絡み合うのだ。恋愛小説を越えたヒューマン、人間物語である。感動に胸が震える。小説史に残る良書で有る。

  • 面白かったが

    面白かったが、これが世間で評価されているというのは、なんとも感慨深いものだと思う。最高潮がどこだったのか、いつのまにか終わってしまったような、そういうものだった。でもそれが人生でしょって言われたら、はいそうです。と私は答えるのだけど。

  • 圧倒的な表現力

    登場人物は少し変わった人が多いが、ぐいぐいと読者の心を引っ張っていく。毒親?優柔不断の子供たち?強く生きることを教えてくれる。やっぱい最後は涙。

  • 感動しました。人々は人の生を乗り越えられるのでしょうか。これから次の話を読みます。

    凪良ゆうさんの本2冊目です。 相変わらず、プロローグから何となく話の流れが見えましたが、読み終えてからの感動は想像を越えました。 読みながら、横浜流星さんと広瀬すずさんの姿が脳裏に浮かびました。 ピッタリのキャストだと思います。 この二人しかないでしょう。 この秋の映画公開が楽しみです。 これは瀬戸内海の小さな島の集落の話です。 しかし、島でなくても、地方の地域は狭いです。 狭い地域では、広い世界を経験していない、様々な人達や組織や集まりや社会を経験せず、そこでしか生きてきていなくて、頭の中で想像する世界が狭い人って、本当に多くてそれが当たり前の世界でしかない人って、沢山います。 それが普通なのかもしれません。 それがその人の中で消化されたらいいのですが、どうしてもそれがその地域の周りの人達に影響してしまします。 その経験不足の人が、その地域で権力を得た場合は、悲劇です。 様々な経験をしてきた人がその地域に入ってきたら、理解されず、攻撃対象になってしまいます。 これが、地方の限界だと思います。 これを解決するには、経験豊富な人達との世代交代しかないのでは。 櫂、暁海、瞳子さんとも、狭い世界の中で生き抜く術を探りながら葛藤しています。 これは、狭い島での話だけではありません。 現代でもそこら中にありえる話です。 この物語に出てくる人々は、最後にはそこを乗り越えています。 人々が、彼らのように、乗り越えていけることを、私は本当に望んています。 読み終えて、感動で心が震えています。 とうとう、次の本を注文して送られてきましたので、これから読んでみます。 とても楽しみです。

  • 苦しいけど読んで良かった

    親とか環境などのしがらみ、うっすら続いていく呪いのようなもの。 正解も救われることも無く、自分がどういう価値観かどんなことを選択するのか、あるいは捨てるのか 自分の閉まっておきたい過去の確執が読んでいて重なっていく感覚で読んでて自然と涙がでました。一気に読み終わりました。読んで良かった。

  • また読みたい

    この本はすごくよかった。美しく、脆い世界だった、

  • 読んで欲しい

    現代社会の生きづらさと、人の葛藤や優しさが1冊に凝縮されている。素晴らしい作品。

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