作品情報
館の謎が、ひとつずつ不穏にほどけていく。
講談社刊。密室性と論理性を前面に出した、王道の館ものとして読める。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2023-10-18
- ページ数
- 416ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13 x 2 x 18.3 cm
- ISBN-13
- 9784065336007
- ISBN-10
- 4065336007
- 価格
- 1870 JPY
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
超常現象渦巻く悪魔崇拝の館で幕を明ける、霊能力者連続殺人事件! 異才・手代木正太郎の筆が暴れる、ゴシックホラー×本格ミステリ! “妖精の淑女”と渾名されるイカサマ霊媒師・グリフィスが招かれたのは、帝国屈指の幽霊屋敷・涜神館。 悪魔崇拝の牙城であったその館には、帝国が誇る本物の霊能力者が集っていた。 交霊会で得た霊の証言から館の謎の解明を試みる彼らを、何者かの魔手が続々と屠り去ってしまう……。 この館で一体何が起こっていたのか? この事件は論理で解けるものなのか? 殺人と超常現象と伝承とが絡み合う先に、館に眠る忌まわしき真実が浮上するーーーー!!
2011年に講談社BOX新人賞PowersでTalentsを受賞、2012年に小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞し、『柳生浪句剣』(講談社BOX/2012年)と『王子降臨』(ガガガ文庫/2013年)でデビュー。ほか著作に『魔法医師の診療記録』『むしめづる姫宮さん』(ガガガ文庫)、『不死人の検屍人』(星海社FICTIONS)、『異人の守り手』(小学館文庫)などがある。
レビュー
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特殊設定ミステリ! オカルト山盛りで!
とても面白かったです。
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エログロ伝奇ホラーミステリ
ミステリとしての形が独特に感じました。 普通はアンフェアにならない程度に分かりにくく伏線をちりばめると思うのですが、本作は逆に「ここがヒントですよ」みたいに示してくるわけですね。 その示し方が論理パズル問題みたいになっていて、それを解けば推理が前進する仕掛けになっています。 このやり方は読者に謎を楽しんでもらおうという姿勢が感じられて、好感をもちました。 僕は解けなかったですが。 ただ、癖の強い作品だとは感じましたね。 エログロ要素がかなり強い。 イメージでいえばちゃんと読んだことはないけど菊地秀行みたいな感じです。 特に謎解き後の展開は本当に滅茶苦茶です。 この滅茶苦茶な感じは是非多くの人に読んでほしいですね。
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特殊設定ミステリー
と全く書かれていないのが多少アンフェアかなー! 最初の霊能者がインチキと鮮やかに暴かれていることと、奇跡判定審査員が出てくることから、他の霊能者もきっとインチキに違いないと思っていると裏切られる。 それとオカルトをミステリーに利用するのはいいんだけど、あまりにも黒ミサの描写がしつこすぎて嫌気がさした。 柄刀一の奇跡判定審査員アーサーのようなウルトラトリックの連続が見れると期待してしていたので残念。星4つ。
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ミステリとしては星2、読み物としては星3
「〜殺人事件」とのタイトルからミステリとしての評価になります。 全体から本筋とは無関係のオカルト趣味の描写部分を取り払ってみると、残るものが薄すぎてミステリ小説としては成立しません。ミステリではなくパズル要素の強いゲームブックといったものですね。 探偵役が言う通り、たった一つの事実がわかればそこから芋蔓式に全部が一度にわかってしまうので、最後の数ページでトリックとかアリバイとかそんなのあってなきが如しの結末に「お、おう…」状態になります。この種明かしだったら、途中途中に挟まった意味ありげないくつかの殺害現場の図解なんて全く必要ないですよね??みたいな。 血の公爵夫人や妖精写真騒動やエクトプラズムやら、昔、高校くらいまでの学生時分に図書館で読んだオカルト趣味の題材を散りばめて、それを大人向けにエログロにしたような描写がひたすら続きますが、それはそれ、これはこれという後味の薄さです。 ふたつかみっつのパズル要素をメインとしたゲームブックとして読むぶんにはこれでいいのかもしれないですが、ミステリ小説として読むと拍子抜けすると思います。
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オカルトテイストではなく、ホラー+本格モノがうまく融合した特殊設定ミステリ
これまた特殊設定ミステリかな? 産業革命時代のイギリス、辺境の雪に閉ざされた館で起きる殺人事件。居合わせるのはいずれも霊能力者… という、雰囲気満点のミステリ。 霊能力者という事でオカルト的な事象も多発してホラー的な描写もあるが、それと殺人事件の経緯・犯人はうまく立て分けてギリギリ本格モノとなっている。 そういう意味ではなかなかに直球勝負のミステリーでもあるが、ややエログロ描写が強いのがマイナス要素。 しかし、これだけの世界観をまとめた作者の力量は今後が楽しみ。
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ミステリーかどうか微妙なライン
タイトルの通り、超常現象風に見せかけた推理小説と思い購入したが、なんともいえない気持ちになった。
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駄作
伝統的なミステリを期待して読むと肩透かしを食らいます。 それを抜きにしてもミステリとしてもオカルトとしてもさほどインパクトはない。 ものものしいタイトルと表紙から期待するものは得られないので騙されないように。 他の本格ミステリ大賞候補に幾らでも 読むべき価値のある本はあるのでそちらを 読んで下さい。時間と金の無駄なので
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ミステリとはいえない
ミステリが好きなのでこちらを手に取ってみました。中学生が頑張って考えた話かなと思うぐらい薄っぺらい内容で推理小説と期待して読むとがっかりします。何より主人公ペアの空気が薄い。うんざりするほどの性的な描写に加えてラストも強引で納得できません。地の文、台詞も陳腐で光るものが見当たらなかったです。久しぶりに駄作を引き当ててしまいました。
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