日本の文学賞

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ブラックロッド (電撃文庫 ふ 3-1)

電撃小説大賞

ブラックロッド (電撃文庫 ふ 3-1)

古橋秀之

カプコン在籍中に執筆されたデビュー作。ゲーム的な設定とサイバーパンク的要素を含むSF小説。

サイバーパンクゲーム的世界観アイデンティティ

作品情報

ゲームとサイバーパンクが交差する、古橋秀之のデビュー作。

電撃文庫から1997年4月に刊行された文庫版。第2回電撃小説大賞受賞作で、シリーズの出発点になった。

書籍情報

出版社
KADOKAWA
発売日
1997-04-10
ページ数
228ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784073060352
ISBN-10
407306035X
価格
758 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

Amazon.co.jp: ブラックロッド (電撃文庫 ふ 3-1) : 古橋 秀之, 雨宮 慶太: 本

レビュー

  • すでに新刊では手に入れるのが難しいのが惜しい

    とにかくカッコ良い!そんな小説です。 アクションもセリフも設定も、どこをとってもカッコ良い! 特に設定は、まだまだ書いてないことがあるに違いないと想像させるほどの規模です。 タイトルにも書いた通り、既に新刊で手に入れるのが難しいのですが、 まだ読んだ事がない人は、是非読んで見てください。 3部作の第1作がこのブラックロッドですが、 2作目のブラッドジャケットから読むとまた違う楽しみ方ができるかもしれません。 読み直すたびに、密かに貼られていた伏線に気づき驚く。そんな小説です。 古い海外SF小説が好きな人にもオススメ。

  • 仏教ベースのサイバーパンク

    いやー、痛快痛快。非常に面白かったです。 世界観が仏教的サイバーパンクってところかな? 一応、各種宗教的神秘学みたいなことも盛りだくさんだけど、メインは仏教かな。 この世界観はかなり良いというか、好きです。 そして一気に駆け抜ける面白さ。 短編集的に細かく分かれているのもいいところ。 お勧めの一冊です。

  • 想像力の彼岸

    開幕2ページで、読者を彼方の世界に運び去る強力なアトラクタを持っています。 『Gya-tei Gya-tei Hara Gya-tei(略)静寂を破ったのは、勇壮なマーチ調にアレンジされた般若心経だ』とか『光背(ハロー)ジェネレータ』とか『機甲折伏隊(ガンボーズ)』とか、重みのあるブロウを食らって爆笑しているうちに、いつの間にか取り込まれてます。恐ろしい。 仮に自分がこれらのフレーズを面と向かって読める年頃に読んでいたとしても、話の骨格はしっかりとエンタメの基本を踏まえているので楽しく読めたはず。 名前というタグが重みを持ったサイバーパンク調遠未来時代活劇とでも言うべき奇怪な代物で、そんなもの書こうというだけで狂気の沙汰だと思いますが、書きっぷりも狂気に溢れてて実に風流です。

  • ファンタジー+サイバーパンク

    式神、悪魔、霊、天使、吸血鬼・・・ 東と西のファンタジーが混在するサイバーパンク。 専門用語のオンパレードで、とにかく人を選ぶこと間違いナシの作品。 (長所) 良くも悪くも世界観が独特。 すがすがしいまで硬派でソリッド。 (欠点) オチが人を選ぶ。 専門用語過多。 無駄が削がれすぎていて説明不足。面白みに欠ける。 (総評) 世界観を楽しめるかどうか。それが全て。

  • やばいです! 史上最狂にキている小説

    この小説はとんでもないです。まるで、作者の狂気のようなセンスがドロドロに煮詰まったスープのようです。私は今まで、これ以上にキテレツな感性の小説(褒め言葉)に出会った事がありません! 古橋 秀之さんはどうしてこの三部作以外で、この才能を発揮出来なかったのか、残念です。(作品を全て読んだ訳ではありませんが。) この作品は血も涙もない、非情な物語です。狂気の世界です。ヘンな作品です。作者の創作用語が多用され過ぎ、ゴチャゴチャして読みづらい文章です。(創作用語が多いと、嫌がる人と喜ぶ人に二極化されるようですね。) 「むしろそういうのが良い。そういうのにハマるんだ。」という方は迷わず買ってください。絶対に最高の筈です。 「いや、そういうのはちょっと。」と思ったあなたは買っちゃダメです。後悔します。

  • もう10代終わったけど

    自分はそれなりに本を読みますが、このブラックロッドシリーズ以上に面白く、読み返せる本はありません。分野はティーンズになってはいますが社会人を対象とした、賞をいろいろとってる本と比べても別格だと自分は思っています。

  • これは

    和風サイバーパンク。仏教などのオカルトと未来の機械技術を合体させた世界観。イメージ的にはハイテクな陰陽師みたいな。 そんな都市に危機をもたらすテロリストを都市の治安維持部隊が追うみたいな話なんですけど、話の中で説明的な要素がふんだんに盛り込まれていてそれがちょっとうざったいと思う。まぁ、説明しなきゃどうにもならないのだろうけど、(たぶん)主人公の出番よりも脇役の出番の方が多いのはどうなんだろう。

  • かっこいい小説でした

    少し和の要素が混じったようなサイバーパンク風小説。 強大な力を持ったブラックロッドなる治安維持官と、都市を破滅させてまわる凶悪犯罪者の対決という筋書き。退廃的な世界観というサイバーパンクの常套手段を取っていながら類型的になってないのは、やはり和風オカルティックな要素も入っているからでしょうか。都市の破滅を「奈落落ち」と表現したりするセンスがかっこいいと思います。 硬質ながらも哀切感のあるストーリーも○。中々のお勧め。

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