日本の文学賞

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祈りの日 (コバルト文庫 く 9-1)

ロマン大賞

祈りの日 (コバルト文庫 く 9-1)

倉世春

核燃料再処理工場事故から十年後の竜泉地区を舞台にしたコバルト文庫作品。両親と故郷を失ったタロが、幻の蝶を追う女性カメラマンと出会い、喪失の記憶と希望に向き合う。

少女小説原発事故喪失希望

作品情報

失われた故郷に舞う幻の蝶が、少年の祈りを呼び覚ます。

集英社コバルト文庫から刊行された2002年度ロマン大賞佳作。事故で傷ついた土地と人の記憶を、幻の蝶をめぐる物語に重ねる。

レビュー要約

  • 重い題材を少女小説の枠で扱い、喪失から立ち上がる感情を静かに描く点が印象に残る。恋愛よりも祈りと再生の余韻が強い。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2002-11-01
ページ数
244ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784086001892
ISBN-10
4086001896
価格
196 JPY
カテゴリ
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

竜泉地区核燃料再処理工場の事故から十年。事故で両親を失ったタロは、カメラマンの葉山と出会う。幻の蝶を追う彼女に惹かれるタロだが…。2002年ロマン大賞佳作受賞の社会派ラブストーリー。

レビュー

  • 手強いテーマを選んだその心意気に。

    驚きました。青春の涙かファンタジーか、のコバルトに、原発ものを挑んでくる新人がいたとは! もちろん文章の運びなんかはもどかしい時もあるし、「ここまでね」という突っ込みは入れられるけれど、このくらいのレベルに達していれば、テーマ選びの度胸の良さというのは「買い」でしょう。 次の作品が楽しみです。

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