作品情報
一日あれば、世界は変わる。
第25回小説すばる新人賞受賞作。男たちの命がけの情熱と「ドッキリ」の美学を描く。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2015-02-20
- ページ数
- 368ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784087452846
- ISBN-10
- 4087452840
- 価格
- 704 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
幼なじみの俺とマコト。「ドッキリスト」のマコトが、一世一代の作戦と位置づける「プロポーズ大作戦」とは……?「美学」と「企み」に彩られた衝撃作。第25回小説すばる新人賞受賞作。(解説/藤田香織)
レビュー
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最高
おすすめです。
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切ない
憎しみや悲しみを超えるほどの喪失感を人はどのように昇華させるのか。 現実と記憶の交差が織りなす不可思議な感覚の中を読み進める先にあるエンドロールとは。 いくつもの伏線が回収されていく感覚は伊坂幸太郎氏の作品に通ずるものがあると思います。 いい作品でした。
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映画「メメント」を彷彿とさせる傑作
叙述トリックを使った作品で「あなたは必ず2回読むことになる」みたいなキャッチコピーがありますが、この作品は叙述トリック一切なしで、しかし、2回読まずにはいられません。 時代が行ったり来たりするので、正直、最初は戸惑いました。 ただ、そこは作者の筆力で楽しく読めて、そして、衝撃の「プロポーズ大作戦」で、まるでドミノ倒しのように、それまでバラバラだったエピソードが一つの物語、いえ、壮大な絵画になる感覚。 早速、今、二回目を読んでいますが、たとえばかなり冒頭に出てくるマコトのセリフ 「俺はリサとセックスもする。それって裏切りなのか?」 で涙が溢れました。 「誰」に対する裏切りなのかは、前述のとおり、本編を読み終えた時に明らかになります。 他の追従を許さない傑作だと思いますが、3つ残念なことがありました。 1.なぜ、作者は「マチルダ」というタイトルを変えてしまったのか? 2.「プロポーズ大作戦」という命名が、長澤まさみのドラマを思い出し、この作品を好む人との間にミスマッチが生まれてしまっている。 3.本の背表紙のあらすじが、この作品の魅力を的確に伝えきれていない。 しかし、すべて作品の内容とは無関係です。 そしてあなたは、この作品を必ず2回、読むことになるでしょう。
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シーン、セリフひとつひとつに無駄がない
結末は容易に想像がつきますが、それでも面白いと思って読めたのは、無駄なシーンが無くテンポの良いストーリーだったからだと思います。一気読みできる作品でした。ただ、面白いことに間違えはないのですが、心に残る衝撃、とまではいかなかったです。
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著者ブログから
好きなアーティストのアルバムレビューを著者ブログで拝見し、「音楽からここまで解釈が可能なんだ…!」という驚きがありまして、本作品を手に取りました。 仕事帰りやランチタイムの合間を使い読んでいたのですが、後半は読むのをやめられず、昼休憩を1時間半ほど延長してしまいました。今、余韻(どのような余韻かは、ネタバレに相当すると思い触れません)に浸りながら書き込みをしています。 帰りにもう一度、丁寧に読もうと思います。 追記 たまたまこの時期に読んだのですが、年明け映画化というタイミングだったんですね。
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面白い!
分厚いので、注文して一時置いたままにしてたけど、入院中に読み切ってしまい、すごく面白い! 映画も見てDVDも見たけど、原作を読んで良かったです。
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途中までは面白いけど、もっと読書を信頼してほしい
途中まではとても面白かったです。 男二人女一人の三角関係は「ノルウェーの森」を彷彿させますし好物でもあります。 主人公の人柄もいいし、カリスマ性のある親友にもワクワクさせてくれます。 全体の8割は面白いのにクロージングが異常に説明描写が多くて、すぐに忘れさる小説になってますね。。 唐突なネタバレですが、カリスマ性を持った親友が人生を掛けて計画していることに全く共感できなくて小説全体が 意味のない物語と化しています。 そして後半の説明描写が非常にくどいと感じました。 小説家の意思ならまだいいですけど、なんとなく編集サイドのつまらない意見が入っているように感じるほどダサい締め方だと思いました。 基本は「伊坂幸太郎」直系です、つまりは「村上春樹」の孫です。「風の歌を聞け」が説明過多だったらダサくなりますよね?それを実行したのが本作です! 親友の行動はうっすらとわかる程度に語っていたら名作になっていたと思います。(そんな甘いものじゃないか。。)
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なぜマチルダだったのかってこと
『プロポーズ大作戦』喜んでくれるといいな
関連する文学賞
- 小説すばる新人賞 第25回(2012年) ・受賞