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沖縄を変えた男 栽弘義――高校野球に捧げた生涯 (集英社文庫)

沖縄書店大賞

沖縄を変えた男 栽弘義――高校野球に捧げた生涯 (集英社文庫)

松永多佳倫

沖縄水産高校を率いた栽弘義の生涯を、甲子園準優勝の栄光だけでなく、重圧と孤独まで掘り下げる評伝ノンフィクション。

高校野球沖縄指導者

作品情報

『沖縄を変えた男 栽弘義 高校野球に捧げた生涯』は、松永多佳倫の受賞作として作品世界の核がよく伝わる一冊です。

沖縄水産高校を率いた栽弘義の生涯を、甲子園準優勝の栄光だけでなく、重圧と孤独まで掘り下げる評伝ノンフィクション。 書籍として刊行確認できるため、識別子は紙書籍の ISBN を基準に整理しました。

レビュー要約

  • 設定や題材の強さだけでなく、人物の揺れや読後に残る余韻を評価する声が目立つ。一方で、扱う主題の重さや癖のある語り口は読む人を選ぶ面もある。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2016-08-19
ページ数
352ページ
言語
日本語
サイズ
10.5 x 1.5 x 15.2 cm
ISBN-13
9784087454802
ISBN-10
4087454800
価格
748 JPY
カテゴリ
本/スポーツ・アウトドア/スポーツ

沖縄水産高校を率い、1991、92年の夏の甲子園準優勝を果たした、一切の妥協を許さぬ名将・栽弘義。成功の裏に隠された命を削るほどの重圧と孤独に迫るノンフィクション。(解説/ガレッジセール ゴリ)

レビュー

  • 圧巻の一冊です!!

    栽監督が良くも悪くも人々を惹きつけるのは、それは極端な人物だったからであろう。 極端な情熱、愛情は凡人には理解し難く、不器用な人生となった。 実は本書を読むまでは、栽監督といえば大野倫を潰した沖水の鬼監督としか認識していなかった。 確かに、それこそ力づくで生徒達を引っ張ったかもしれないが、生徒を潰した暴力監督ととらえるにはあまりにも表面的過ぎた。 本書では、戦後の沖縄の厳しい環境の中で、沖縄の未来だけを見つめてひたむきに邁進した栽監督の人生を、膨大な取材量で、その場面場面が目に浮かんでくるような、一冊の本でまとめるにはもったいない程の豊かな内容となっている。 沖縄の方、野球ファンの方だけでなく、広く多くの方に是非おすすめしたい一冊です。

  • 栽監督は卑怯である

    栽監督の人間的な魅力は感じられるが生徒への暴力は許せない。 言語能力の欠如を暴力で補う。 また抵抗できない関係にある生徒監督間での暴力は卑怯極まりない。 思い出の美化はその人の自己満足には有用かもしれないが、今現在でも生徒は殴られている。 高校スポーツの暴力を考える良い本です。

  • とてもじゃないが単行本はお薦めできない。4年後の文庫本はまだお薦めできる。だが、対戦相手の小松辰雄(元中日)は小松達雄になっているのはいただけない。

    この本は、単行本をそのまま文庫化していないので、単行本にあって文庫本にない話、文庫本にあって単行本にない話がある。 両方読んだところ、率直に言って、単行本にあって文庫本にない話は、それほど重要ではない。 単行本は巻末に、栽監督が率いた豊見城、沖縄水産の甲子園での全テーブルスコアが載っていることぐらいしか取り柄がない。 そして単行本では、1学年上を「1コ上」というとてもじゃないが、文章によって金銭を得ようという職業を生業としているとは思われぬ表現。語彙が少ない一般人のブログかと思った。 この点は単行本出版時に、版元に対し、編集者もゆとり世代でこれを可としたのか?と申し入れたので、文庫本では改善された。一部修正の忘れがあるかもしれないが。つまり小松達雄はいつ小松辰雄に修正するんだ。単行本では辰雄だったのに。

  • 野球大好きおやじ(^^)

    沖縄出身で僕も小さい頃より栽監督は知っているのでこの本は非常に興味があり購入させてもらいました、沖縄では映画上映もされたみたいで、本島でも上映してもらいたいです。

  • 残念ながら期待外れでした

    栽監督の、波乱に満ちた人生を辿れると期待していたのに、残念でした。 教え子の元選手たちから聞いているコメントも、当時のチームや試合を追いかけるには足りていても、“栽像”を明らかにするには不足なものばかりで、今一つ栽監督の姿に迫れていない作品です。 また、前半で引用した他の作品の一節を、終盤で事実無根の記事として批判するなど、作品としての精度も疑問が残りました。

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