日本の文学賞

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8年 (集英社文庫)

小説すばる新人賞

8年 (集英社文庫)

堂場瞬一

オリンピック出場経験を持つ投手が、挫折から八年後にメジャーへ挑む姿を描くスポーツ小説。

野球再起挑戦青春スポーツ

作品情報

八年ぶりに、もう一度夢の舞台へ戻る。

第13回小説すばる新人賞受賞作。夢を諦めた投手が、再び大リーグの舞台を目指す。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
2004-01-20
ページ数
352ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784087476583
ISBN-10
4087476588
価格
748 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

30歳すぎの元オリンピック出場投手が大リーグへ挑戦! 自分の夢を実現するため、チャレンジする男の生き様を描くスポーツ小説の白眉。第13回小説すばる新人賞受賞作。(対談・村上雅則)

レビュー

  • これがデビュー作?

    のっけから引き込まれる展開、これがデビューさくとは信じられない、力のある作家。 続編の「ホーム」も面白い

  • 8年もの長い間、人は強い気持ちを持ち続けられるのだろうか

    オリンピックの野球で抱いたライバルに立ち向かうために単身アメリカに乗り込んだ投手が新参ものの大リーグ球団で活躍し、チームもある程度認められていく様は、心地よい。8年の間、待ち続けた願望がかない、真剣勝負は思う存分お互いの能力をぶつけ合い清々しい気分にさせてくれた。

  • スポーツ小説の第一人者のデビュー作

    スポーツ小説の第一人者のデビュー作です。 先に読んだ20や焔などに比べると、高卒1年目がメジャーで本塁打連発したりなどありえない設定にやや白けてしまします。 話自体は面白いのですが。 この作品を最初に呼んでしまうと堂場瞬一の評価が下がるかもしれません。 まず20、焔、ラストダンスなどを読んで、堂場ワールドの虜になってから読んで下さい。

  • 面白かったです。

    堂場作品を続けて購入していますが、引続きき購入したいです。0

  • 炭酸飲料ですかね。

    野球ファンは楽しく読めると思います。 スカッと爽やかな野球モノです。 ただ、男のドロドロした野望とか、何かに賭ける狂気とか、家族と夢に挟まれた才能ある男の苦悩とか、お互い自分が正しいと思っており狂気をはらんだ男のぶつかり合い・・・といった 奥行きとかコクを求める向きにはちょっとモノ足りないかもしれませんね。 旅先の電車でちょっと読む度のお供としては良いかなと思います。

  • 断然いい

    すばる文学新人賞作品である。 3作ほど同賞受賞作を読んでいるが、 他の作品とは、出来が違う。 これがデビュー作とは思えない筆力の確かさがある。 受賞は当然といえよう。 著者は、スポーツ物と警察物を交互に書いているとのことであり、 鳴沢シリーズ一冊目「雪虫」も読んだが、 私は、スポーツ物の方が、筆が伸びやかだと感じた。

  • もっと“野球”を描いて欲しい

    8年のブランクを経て,野球界に復帰し, 新設されたメジャーリーグ球団に入団した藤原. 彼はオリンピックで打たれたホームランの雪辱を果たすことができるのか?! 藤原のブランクの理由,常磐のトラウマ, 監督やオーナーの為人,そしてヘルナンデスの引退の真相. ストーリーとしては盛りだくさんでそれなりに読みごたえがある. しかしながら,残念なことに肝心の野球が描かれていない. ブランクを取り戻すための苦労やメジャーに適応するための工夫, ピッチャーとバッターの真剣勝負といった野球ならではの部分に踏み込んでいないのだ. 8年ぶりに現役復帰してまで実現した勝負への道のりが 野球以外の部分での困難でしか表現できていないところが物足りない.

  • 夢の実現

    大リーグへチャレンジする選手たちの、心の持ち様が伺えた。夢を実現するためには、他ならぬ自分が夢持ち続けなければならない。そのことをしっかりと伝えている。主人公は、社会人野球から大リーグへ転ずるわけだが、大リーグへ転ずること自体非凡なことだが、決して夢をあきらめずに、自己実現し続ける様は、猪瀬直樹『日本凡人伝』の主題との共通項を思わせる。

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