作品情報
僕はポルノ出版社のカメラマン。母親との情事が最高という編集者・神崎と不感症の聖女・沙耶と、いつしか奇妙な三角関係におちい
僕はポルノ出版社のカメラマン。母親との情事が最高という編集者・神崎と不感症の聖女・沙耶と、いつしか奇妙な三角関係におちいった…。第6回すばる文学賞受賞作。(解説・川村 湊) (提供元: 出版情報登録センター(JPRO))
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 1993-03-19
- ページ数
- 208ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087480115
- ISBN-10
- 4087480119
- 価格
- 794 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
僕はポルノ出版社のカメラマン。母親との情事が最高という編集者・神崎と不感症の聖女・沙耶と、いつしか奇妙な三角関係におちいった…。第6回すばる文学賞受賞作。(解説・川村 湊)
レビュー
-
石井隆追悼に読む。
彼が脚本をさり気なく己の美へ寄せ差異化される。ビニ本、雨、運命の女。後の石井作品の既視感は、俺に寄生済みだったからなのだ。
-
文章は美しい。情交も見事だ。倦怠感も申し分ない。
しかし、生産性と導き出される教訓が無い。 反体制を気取ってポルノを作っているのが真実であったのなら、 俺は神崎を評価しただろうが、ただの狂言まわしのピエロじゃなお更に始末が悪い。 沙耶は沙耶で病みっぱなしで、終わりも丸投げで終了。 すばる文学賞の選定基準は辻のピアニシモを読んでみても謎が深まるばかりだ。 素人受けしない小説が流行った時代なのかといぶかしむしか術をもたない。 あ、これ俺が生まれた年に発売されてるわ。サブカル全盛か…うらやましいな(をい) メタファーの使い方と作者の自己の内面に漂っている虚無性が自分には好みだが、 一般読者にはただのエロ小説で終わる可能性が高い。 少なくともこれを芸術だとしたり顔で絶賛するの連中には少々違和感を感じる。 女の体なんぞネットでいくらでも見れる時代だ。 反体制を気取るにはこの作品は今となっては若すぎる。 これもまた古き良き時代の産物か。 デジタル時代以前の遺物として、史料価値も含め3をつけます。 伊達作品は初見だったので、今後集めてみるのも悪くはないだろう。 まぁ、酒飲みながら書いたにしては纏まってるな。 参考になれば幸いだが、誰が読むんだ?この古書。
関連する文学賞
- すばる文学賞 第6回(1982年) ・受賞