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これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 (集英社文庫 た 18-2)

詩歌文学館賞

これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 (集英社文庫 た 18-2)

谷川俊太郎

『私』は谷川俊太郎による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

受賞作著者の作風同時代性

作品情報

『私』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

『私』は谷川俊太郎の作品として、文学賞・芸術賞の文脈で注目された一作です。作品ページでは、受賞時の位置づけと書籍化の有無を分けて扱い、単独書籍として確認できる場合だけ書誌識別子を示しています。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
1993-01-20
ページ数
260ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784087520354
ISBN-10
4087520358
価格
748 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/詩歌/詩集/現代詩

ことばが輝き、躍り、翔ぶ!鋭敏な感覚と清新な詩風で築いた独自の抒情世界。最もポピュラーな現代詩人・谷川俊太郎の代表作を収録した傑作詩集。(解説・栗原 敦/鑑賞・さくらももこ)

レビュー

  • 3年B組金八先生で取り上げられてたので

    八乙女光くんが、出ている回で取り上げられ、名言でしたので購入。読みやすく、心の栄養になる1冊

  • 優しさが垣間見える

    しゃべる練習に使おうと思って詩集買いました。 声に出して読んでると黙読以上にイメージが深まって楽しい。しゃべるときの抑揚とか音量とかも考えるのもあって。 寂しさとか弱さとかを知らないと書けないような表現が垣間見える。押し付けがましい言い方ではなく、さりげない表現に滲み出ている故に共感できる。

  • 谷川俊太郎はセロニアス・モンクをどう聴いたか

    ジャズが好きだった谷川俊太郎がジョン・ルイスとマイルス・デイヴィスを聴いていたことは彼の作品を読めば分かる。彼らの名前に触れているからだ。(『詩選集1』109頁、132頁以下。)ジョン・ルイスとマイルス・デイヴィスを知っていたなら、セロニアス・モンクも知っていたに違いない。そもそもジョン・ルイスは個人として有名なピアニストではなかった。彼の名を知らしめたのは彼が、ミルト・ジャクソン、パーシー・ヒース、ケニー・クラークと結成したモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)の成功である。1954年12月24日マイルス・デイヴィスはMJQのメンバーとセッションを行った。クリスマス・セッションとして名高いセッションである。この時ピアニストのジョン・ルイスは参加せず、代わりに参加したのがセロニアス・モンクだった。ジョン・ルイスがいなくても谷川俊太郎は聴いただろう。「ミルト・ジャクスンと共にいく」(本書79頁)と書いているくらいだから、ミルト・ジャクソンのファンだったのだろう。そうだとすれば、ミルト・ジャクソンとマイルス・デイヴィスの共演を谷川俊太郎が聞き逃すはずはあるまい。クリスマス・セッションから生まれたアルバムを聴いたなら、セロニアス・モンクのプレイが強い印象を残したに違いない。というのもモンクは常識はずれと言ってよいプレイを聞かせたからだ。Miles Davis and the moden jazz Giantsに収録されたThe Man I loveにおいてモンクは極端に打鍵数を減らし「ターン、タン、タン、ターン」と弾く。これで4小節。1小節に一回しか弾かない。そのうえピアノ・ソロを途中で放棄してしまうのだ。この常識外れのピアニストが谷川俊太郎の記憶に残らぬはずがない。谷川俊太郎がモンクをどのように聴いていたのか知りたかったが、本書『これが私の優しさです』でようやくヒントが見つかった。「ひげ」という即興的な作品にモンクの名が現れる。「自由を求めてひげをはやすモンクを求めてひげをはやす」(77頁。)ここで「モンク」は「自由」と等置されている。谷川俊太郎は「モンク」を「自由」の象徴として扱っているのだろう。ピアニストたるものもっとたくさん弾くべきだという常識を完全に無視し、必要最小限度しか弾かず、しかも途中で止めてしまう、これが自由でなくてなんであろう。ボクも少年時代にモンクを聴き、そのあまりにも自由な音楽に衝撃を受けたが、谷川俊太郎もモンクの演奏に自由を聴き取ったのだろう。(まさか「モンク」が「ひげをはやす自由」に等置されているということはないよね。)

  • さっと読める。

    金子みすずの詩と勘違いして購入してしまったが、さっと読めて、面白かった。また、2度3度読み直すと、感慨深い。詩というより、日記みたいに感じた。

  • からだの中に

    詩集を読む事の喜びの一つに、うまく言葉にできない自分の思いを代弁してくれるような一編の詩との出会いがあると思います。 この谷川俊太郎の詩集の中で最も私に寄り添ってくれるのは「からだの中に」の一節、「 からだの中に深いさけびあり 口はそれ故につぐまれる… 」です。 いつも本当に大切な事、本当に伝えるべき事ほどまっすぐに伝える事ができない不器用な私のからだの中には、“言わない方がいいと思うから言わない事 / 言うべきとわかっていても言えない事 / 本当は気が付いているのに言えない事”などたくさんの“言葉になれなかった思い達”が累積していて、時々パンクしそうになったり、うまく自分を表現できない自分に対して自己嫌悪に陥ったりもします。 この谷川俊太郎の詩はそんな情けない私に「それはそれでもいいんだよ」って言ってくれます。 たくさんの方がこの詩集の中に自分の気持ちを代弁してくれる一編を見つけてくれればいいなぁと思います。美しい詩集です。

  • 朝のリレーがとても印象に残ります

    私はずっと日本に住んでいますが、日本が真夜中の時間に、朝を迎えている場所が必ずあるのですよね 頭の中に、いつもこの詩があります たまに、わすれます

  • 詩の世界への入口

    詩の素人の自分が初めて手にした本でした。休暇を取って、山奥の温泉に行った時に読みました。なにもない自然の中での時間を至福なものにしてくれました。

  • 心が折れそうなとき

    以前持ってた本は、友達にプレゼントしましたので 最購入しました。 コレを読んだら胸を張って まっすぐに歩いて行こうと思えます。

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