日本の文学賞

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予感

すばる文学賞

予感

釉木淑乃

何気ない春の日に差す不穏な気配を、静かな筆致で切り取る受賞作。

不穏日常の違和感心理青春

作品情報

いつもの風景に、説明のつかない違和感が少しずつ混じり始める。

第15回すばる文学賞受賞作として刊行された長編で、日常の中に潜むざらつきを静かに浮かび上がらせる。

書籍情報

出版社
集英社
発売日
1991-12-01
ページ数
142ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784087728309
ISBN-10
4087728307
価格
53 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

小説の愉しみにみちた世界へ! 双子の兄弟の問に漂う妖しい空気…。小さなパーティに集う人たちの絡みあう過去と現在が、春の日の短い時間の流れの中に映し出される。第15回すばる文学賞受賞作。

レビュー

  • 予感を体感し、体験する小説

    多少じっくり読み込まなくては、それぞれの登場人物の会話と心情の理解が追いつかないかもしれません。しかし、伝わりにくい人の考察を深く伝える手段はやはり活字が一番で、その分かりにくい内容が伝わったときの喜びこそ、小説の醍醐味であり読者の喜びになります。そのことを実感させてくれる、素敵な読書体験をもたらしてくれる作品です。

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