すばる文学賞 すばるぶんがくしょう
何気ない春の日に差す不穏な気配を、静かな筆致で切り取る受賞作。
いつもの風景に、説明のつかない違和感が少しずつ混じり始める。
少女の焦燥や居心地の悪さをむき出しの感情で描く、すばる文学賞佳作の作品。
誰にも居場所を見いだせない感覚が、言葉の熱として立ち上がる。