作品情報
梁山泊の残党は、楊令のもとで再び歴史を動かそうとする。
受賞対象はシリーズ全体だが、公式ページで単行本第1巻『楊令伝 1 玄旗の章』の紙 ISBN を確認し、代表書誌として採用。文庫版全巻セット ISBN も確認できるが、単行本第1巻を bookIdentifiers に記載した。
レビュー要約
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多数の人物と勢力を動かす構成力、戦闘と政治を結びつけるスケール感が評価されている。前作から続く読者には、梁山泊の理想が次の段階へ進む物語として読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2007-04-26
- ページ数
- 352ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087748581
- ISBN-10
- 4087748588
- 価格
- 2665 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
北方水滸伝、待望の続編スタート! 梁山泊陥落から3年。生き残った同志たちは中国全土に散らばり潜伏していた。青蓮寺による梁山泊の残党狩りが苛酷を極める中、元梁山泊軍の再起は楊志の遺児、楊令の戦線復帰にかかっていた…。
レビュー
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楽しみ
北方謙三の水滸伝が好きで、続きの物語である楊令伝をkindleで購入しました。まだ、始まりのプロローグまでしか読んでいませんが、これからの展開が楽しみです。期待しかありませんので★5です。
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梁山泊再始動
戦いに敗れて、チリジリになった梁山泊の生き残りが、再始動する。どのような物語が展開されるのか、興味津々で世に始めている。
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新たなキャラクターに感情移入できるかどうか
梁山泊瓦解後を描いた水滸伝の続編。梁山泊の初期メンバーも多くが鬼籍に入っており、その二世などを中心とした新たなキャラクターや、主人公の楊令そのものに感情移入できるまで、暫く時間がかかるかもしれない。それでも史進や燕青は変わらず健在だし、新キャラも魅力溢れる人物がたくだん登場するので、私の場合は1巻から大変楽しめました。
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待望
待望の文庫化 水滸伝読み終わってから楽しみにしてました
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期待どおり
水滸伝の素晴らしさから、直ぐに購入し、大正解!! 揚令の登場まで、わくわくして読みました。 さあ全巻読むぞ~
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楊令への熱い思い
水滸伝全19巻を読み終えて、梁山泊軍の主要人物の一部が生き残ったことでその後の展開を楽しみにしていました。 そうした生き残ったものたちが再び結集せんとするとき何かが足りません。 そう、梁山泊の象徴であった晁蓋と宋江という頭領がすでにこの世にはいないのです。 なぜか生き残った呉用は相変わらず人望がなく、今後梁山泊軍の内部対立の芽をはらんでいるようにすら感じさせます。 梁山泊軍の生き残りたちの頭領となりうるのは、多く死んでいった梁山泊の豪傑たちの熱い思いの中で育ったあの男「楊令」をおいてほかにはいないのです。 北の地で鬼神のごとく生きていた楊令。 10巻続こうが、20巻続こうが一気に読みます!
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幻王の出現の意味を考える
梁山泊陥落から三年。生き延びた将兵はいずこ。血塗られた替天行道の旗に光はあたるのか。満を持して、ここからが北方謙三オリジナルな歴史小説になります。もちろん、大いにフィクションはありますが。 まず、梁山湖に沈めた莫大な銀の所在を知る限られた首脳陣。船での回収と運搬を粛々とおこなう。静かなイントロ音楽が聞こえるようです。残党はいくつかの拠点に分かれて雌伏。華北の野には徐々に騎馬隊と歩兵隊の再結集が。掟破りの水滸伝では、著者の筆がおもむくまま 戦死する者と生き延びる者が分かれる感があったものの、この顔ぶれを見ると、おおむね納得。 武松、燕青らは北方、すなわち燕雲十六州を経て、さらに遼、果ては極寒の女真の本拠へと旅をします。その目的は... 行方不明の楊令を見つけだすこと。そこで彼らが見たものは。 小説すばる連載中に読んだ時点では、衝撃とともに、いささか抵抗を感じる部分もあり、替天行道をほっぽり出して仁義なきハードボイルド歴史小説になるのかと。岳飛伝まで読み進むと、著者の意図に対する理解が深まりました。 なお、水滸伝原典に出てくる大宋国の四つの火種のなかで、河北の田虎は梁山泊軍によって討伐済み、山東の梁山泊もいちおう平定(ただし未解決)。淮西の王慶と江南の法臘は、これから。水滸伝からの持ち越し事項が楊令伝にどう織り込まれてゆくのか、著者の腕の見せどころです。さらに、童貫の官軍や子午山の王進スクールは? 今思えば、楊令伝のスタートとして異存ありません。
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楊令伝序章
梁山泊瓦解のあと、この話はどのような展開になるか楽しみで続けて購入しました。 梁山湖に飛び込んだ楊令がどのように成長しているか楽しみに読み始めました。 この巻は、梁山泊軍の主だった生き残りメンバーのその後を描き、次の長になるべき楊令を皆の噂から読者に想像させるという、北方さんの思惑通りだったと思います。 最後の最後に登場し、次を予感させる楊令に大期待です。
関連する文学賞
- 毎日出版文化賞 第65回(2011年) ・特別賞