作品情報
人生の盛りを過ぎてもなお訪れる白い春が、老いと再生のあわいを照らす。
『白春』は、竹田真砂子の時代小説。人が年齢を重ねたあとに向き合う愛情、孤独、誇りを、穏やかな筆致で描き、人生後半に訪れる静かな春を物語にする。
レビュー要約
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落ち着いた語りで、年を重ねた人物の心の揺れを丁寧に見せる。派手な展開よりも、時間を経た感情がほどけていくところに読みどころがある。
書籍情報
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2002-06-05
- ページ数
- 272ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087753042
- ISBN-10
- 4087753042
- 価格
- 2200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
坂口安吾の生涯にとって魂の事件と呼べるような出来事に焦点を当て、安吾伝説の虚実を解明していく画期的評伝。膨大な未公開資料・新証言を収録。筑摩書房版『坂口安吾全集』編集者による執念の結実。
レビュー
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時代が安吾についてくる
今まで数々の坂口安吾にまつわる著書を読んできたけれど、ここまで刺激的な本は無い。七北氏の切り口が安吾初心者にも、安吾フリークにも興味をそそるものではなかろうか。新たな視点で安吾を読み解く手段にはもってこいの一冊。 そして、今の時期にこの本が出版された事は何かを予言しているような感覚を覚える。
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ヤスケンのおすすめで
図書新聞で安原顕氏が絶讃してたので手にとってみました。本当に刺激的な本です。特に後半、安吾の孤絶の魂に迫っていく部分は、ハードボイルド小説を読んでる感じもあって、私はちょっと惚れました。安吾にか、七北氏にか、それはヒミツ。安吾ファンでなくても、孤絶のヒーローが好きな人にはオススメです。
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小気味よい快作!
地味なタイトルだけど、中身は超過激! 数多くの研究者たちが何十年も積み重ねてきた安吾の伝記や年譜が、何から何までひっくり返されてる。しかも圧倒的な説得力をもって――。文芸ジャンルの一つとして、評伝ってのがこんなスンゲエものだとは知らなかった。
関連する文学賞
- 中山義秀文学賞 第9回(2003年) ・受賞